新製品が少なくなる旧正月直前のPCパーツショップでひときわ目立っていたのが、ASUSTeKのSLIブリッジ「ROG Enthusiast SLI Bridge」だ。2-WAY用と2/3-WAY用、4-WAY用の3タイプがあり、価格は順に6300円前後、6300円前後、7000円前後となる。
SLIを構築するためのツールで、中央に赤く光るR.O.G.のロゴマークをあしらっているのが特徴だ。なお、2-WAYモデルのみ、基板を付け替えることでスロット1段空きと2段空きのスペース調節が可能になっている。
SLIブリッジはNVIDIA系のハイエンドグラフィックスカードに大抵付属するが、2015年にMSIやEVGAがブランド専用ブリッジを投入して話題を集めているように、単品で買い求める人は少なからずいる。ROG Enthusiast SLI BridgeもOCやゲームユーザーに定評があるブランドだけに、初回から安定して売れているようだ。
オリオスペックは「透明なサイドパネルをはめたケースだと、光るSLIブリッジがものすごく見栄えするんですよね。R.O.G.ブランドのパーツを使っている人は見た目にもこだわる傾向が強いので、上手くマッチングしていると思います」と評価する。
また、単独のSLIブリッジ人気は光モノブームの延長線上にあるとの声も多い。TSUKUMO eX.は「光り方や色を細かく調整できるアイテムが増えて、マシン内部のライティングをとことんまでこだわれるようになりました。納得できるまでやれるならお金をつぎこもうという人が増えているのは確かです。一過性の人気で終わるかなと思った『HUE+』(光り方をカスタムできるLEDテープ&コントローラー)もロングヒットを続けていますから」と話していた。
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