次に外観をチェックしてみよう。昔のネットブックは、ディスプレイサイズは10型程度までとなっていたが、本製品では14型という大きめのサイズが採用されている。パネルは光沢仕様だ。解像度は1366×768ピクセルで高いとは言えないが、画面が大きなことからWebなどの文字は読みやすい。視野角については、左右については広く確保されているが、真上から見ると文字認識がしにくくなる。
14型液晶を搭載したモデルということもあり、本体サイズは340.6(幅)×237(高さ)×25.9(奥行き)ミリと大きめだ。重量は1.6kgあるが、本体の厚みが薄いこともあって意外と軽く感じる。持ち運びすることも十分に可能だ。残念な部分としては、バッテリーが本体に内蔵されており自分では交換することが出来ない点。駆動時間は公称値で約6.9時間となっている。筐体部分はつや消しホワイトのプラスチックで構成されており、外から見ると液晶と本体をつなぐヒンジの部分だけブラックとなっている。
蓋を開けると液晶のフチおよびキーボード部分がブラックのプラスチックで構成されている。マウスパッドはカーソル操作部とボタン部分が一枚の板で構成された仕様。白線の下の部分をクリックすることにより、マウスにおける右クリックと左クリックの機能が使用できる。キーボードは日本語仕様で本体サイズに合わせて大きめ。キーサイズは実測で16(横)×15(縦)ミリ、キーピッチは約17.4ミリとなっている。
キータッチはよくあるクリック感の軽いものだが、安価な製品にありがちなガタツキはなくしっかりとしている。キーレイアウトはやや変則的だ。「\」キーが「左Shift」キーの右側に移動している。また、ノートPCでは、「Home」「PgDn」「End」キーはファンクションキーと共有されやすいが、本製品ではキーボードの右端に一列に配置している。このように一部のキーで変則的なレイアウトを採用しているため、ある程度の慣れが必要だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.