Surface Bookの日本語キーボードは6列のアイソレーションデザインで、実測のキーピッチは横19×縦18.5ミリ、キーストロークは1.6〜1.7ミリといったところだ。配列やキーのサイズなどはSurface Pro 4のType Coverに準じている。右上の「Delete」キー左に取り外し専用キーが追加された以外は共通だ。
Surface Pro 4同様に最上段のキーは、メディア操作や画面明るさ調整のショートカットキーとファンクションキーの共用となっている。標準では前者に設定されており、後者はFnキーとの同時押しで行う必要があるが、Fnキーを単独で押すと、Fnキー固定モードとなり、ファンクションキーが標準に切り替わる。Fnキー固定モード時は、Fnキーに埋められているLEDが光るため分かりやすい。
キーボード下の剛性もしっかりしており、強めにタイプしても、たわむようなことはない。キートップには中央に少しくぼみがあり、指を置きやすいのもポイントだ。スイッチの感触も適度に調整されていて、タイプ感は非常に良好と言える。
キーボードにはバックライトも搭載しており、キートップの刻印を透過してふわっと光る。この光加減もマグネシウム合金の質感と合わせて、実に上品な印象だ。
キーボードの手前にはガラス製のクリックパッドがある。Surface Pro 4同様、Windows 10の高精度タッチパッド機能に対応しており、OS標準のジェスチャー機能が使える。クリックパッドのサイズも実測で105(横)×70(縦)ミリと大きく、WindowsノートPCとしては満足できる操作感だ。
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