8月4日深夜、Radeonの新世代ミドルレンジGPU「Radeon RX 470」を搭載した複数メーカーのグラフィックスカードが販売解禁となった。アキバ各ショップは翌5日から売り出しており、価格は税込み2万6000円弱〜3万5000円前後となっている。
Radeon RX 470は6月末に登場したRX 480の下位にあたるGPUで、2048個のストリームプロセッサを搭載している。メモリはGDDR5で、標準消費電力は120ワット。初回からオリジナルクーラーモデルが登場しており、PowerColoのOCモデル「AXRX 470 4GBD5-3DH/OC」(2万6000円前後)などを見かけた。
売れ行きは「そこそこ」といった様子。某ショップは「初回からオリジナル仕様がラインアップされていることもあって、RX 480よりも高価なモデルがみられるのはちょっと気になりますが、『3万円くらい』というのはグラフィックスカードにあてる予算の目安になっているところがあるのでがんばってほしいです。個人的に、GTX 1060のライバルはRX 480よりもこちらだと思いますので」と話していた。
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