今週末、テクノハウス東映が目玉に据えているのは台湾のガジェットメーカーBungBungameのタブレットだ。ハードウェア開発を牽引(けんいん)してきた社長が8月初旬に急逝したメーカーで、今後の製品開発や新たな流通は難しいといわれている。同店は「今回入荷できたぶんが恐らくラストチャンスだと思います。同社の製品はしっかり作り込まれていて評価が高いので、かなり注目されるのではと思います」と語る。
入荷したのは、CPUにAMDに「A6 Micro-6500T-APU」を搭載したWindows 10 Homeタブレット「Photon 2」と、NVIDIA Tagra 3搭載のAndroid 4.1タブレット「miss」だ。価格は税込みで2万8800円と9800円となる。
Photon 2は同社の最新製品で、7月末に出荷時のOSを8.1 with Bingから10 Homeに変更したばかりのものだ。画面サイズは10.1型で解像度はフルHD。スタイラスペンやキーボードつきカバー、8GバイトのUSB/micro USBメモリなどを同梱する。
missは10.1型1280×800ドットの液晶を採用したモデルで、専用のクリアケースつきで売られている。
テクノハウス東映は「特に注目を集めるのはPhoton 2でしょうね。AMDのAPUを積んでいますし、感圧式ペンとキーボードがつくので、普通に2in1ノートとして使えます。タブレットの裏側にAMDのロゴも刻印されているので、AMDファンにもたまらないものがあるのではないでしょうか」とプッシュしていた。
在庫はPhoton 2が「そこそこ」、missが「少数」とのこと。しかし、売れ行きによってはPhoton 2が先に売り切れることも十分にあり得るという。
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