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EIZO、クリエイター向けWQHD対応27型液晶「ColorEdge CG2730」など2製品を発表軽量・スリム化、ソフトの強化も

» 2016年09月13日 15時01分 公開
[ITmedia]

 EIZOは9月13日、27型カラーマネジメント液晶ディスプレイの新モデル「ColorEdge CG2730」と「ColorEdge CS2730」を発表した。10月7日に販売を開始する。ともに価格はオープン、同社直販「EIZOダイレクト」販売価格はそれぞれ21万6000円/14万184円だ(税込)。

photo ColorEdge CG2730(左)、ColorEdge CS2730(右)

 ともにハードウェアキャリブレーションによるカラーマネジメントに対応した2560×1440ピクセル表示の27型ワイド液晶ディスプレイ。Adobe RGBカバー率99%の広色域をサポートする。従来機種からボディーデザインを一新し、フレームの幅や厚さを抑え、軽量化を図りつつ、背面にハンドルを設け、設置のしやすさや持ち運びやすさを向上した。従来機種比で画面下部のフレーム幅は46%スリムになり、重量は30%減の約8.9kgに軽量化している。チルト対応の多機能スタンドを備える。

 上位のColorEdge CG2730は、デジタルシネマ規格となるDCI-P3のカバー率98%も実現するプロフォト/3DCG作成対応モデル。小型化したキャリブレーションセンサーを標準で内蔵し、1500:1の高コントラスト比、表示安定までの時間短縮(3分)、ワンタッチで取り付け可能な遮光フードの付属などの特徴がある。下位のColorEdge CS2730は、写真やイラストを楽しむ幅広いユーザー向けだ。

 インタフェースは2機種共通。映像入力はDVI-D×1、HDMI×1、DisplayPort×1の3系統を搭載。USB 3.0対応のUSBハブ3基を側面側に装備(うち1基は急速充電に対応)する。


 なお、EIZOは、写真愛好家向けカラーマッチングソフトウェア「Quick Color Match」の最新版となるVer.2を同日公開した。

 Quick Color Matchは、アドビシステムズ、エプソン、キヤノンの協力を得てEIZOが開発したColorEdge専用のソフトウェア。新バージョンではMacをサポートしたほか、対応プリント用紙を13種類に増やした。また経年劣化をキャリブレーションセンサーで補正できる表示リフレッシュにも対応している。

photo Quick Color Match Ver.2

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