ノートでゲームするならGTX 1070搭載モデルに注目!! 「NEXTGEAR-NOTE i5720」実力検証Pascalでさらに進化(1/4 ページ)

» 2016年12月16日 20時01分 公開
ココが「○」
・「M」なしGeForce GTX 1070を搭載
・GPU Switchで外部GPUを固定利用
・USB 3.1 Type-Cなど先進インタフェース
ココが「×」
・通常キーとテンキーの間が離れていない
・動作音は静かとは言えない

最新の強力GPU、先進インタフェースを搭載したゲーミングノートPC

マウスコンピューターから登場したNEXTGEAR-NOTE i5720は、最新GPUと高性能CPUを搭載したハイエンドゲーミングノートだ。外部GPUを固定利用できる「GPU Switch」機能も導入している

 NVIDIAの「Pascal」アーキテクチャを採用するGeForce GTX 10シリーズのGPUは、先代(GeForce GTX 900)から電力効率が大幅に改善され、パフォーマンスを大幅に向上させていることはよく知られている。先行して投入されたデスクトップ(グラフィックスカード)向けGPUに続き、ゲーミングノートPCでも採用が始まった。

 マウスコンピューターのゲーミングPCブランド「G-Tune」がラインアップするNEXTGEAR-NOTE i5720もいち早くPascal世代のハイエンドであるGeForce GTX 1070を採用した製品の1つ。IntelのクアッドコアCPU、フルHD表示対応の15.6型液晶ディスプレイ、先進のUSB 3.1 Type-Cなど、充実したインタフェースも備える。外部GPUのみを固定して利用できる「GPU Switch」機能を導入しており、ゲームやVRタイトルとの互換性を心配することなく、GPUパワーを生かせることも注目したい。

 メモリ容量やデータストレージ構成が異なる5種類のベースモデルが用意されており、それぞれBTOで構成がカスタムできる。今回は、SSDとHDDのツインストレージ構成を採用したシルバーモデル(NEXTGEAR-NOTE i5720SA1)に相当する評価機を入手した。さっそく性能や使い勝手を検証しよう。

ノートPCでより真価を発揮する「Mなし」の「GTX 1070」を搭載

ボディのデザインは、従来のNEXTGEAR-NOTEシリーズを継承している。エッジの独特なカットラインがさりげなく個性を主張している。アルミニウム素材を採用したトップカバーはヘアライン加工で仕上げている

 NEXTGEAR-NOTE i5720で最も注目すべき要素は、やはりNVIDIA最新のGeForce GTX 1070の採用だ。マイクロアーキテクチャが「第2世代Maxwell」から「Pascal」へと一新されるとともに、製造技術も16nm FinFETプロセスルールへと進化したことで電力効率が飛躍的に向上し、大幅なパフォーマンスアップを実現している。

 Pascal世代における電力効率の改善は、熱設計がシビアなノートPC向けでより生きてくる。従来のほとんどゲーミングノートPC、例えば、現在も販売されている同社のNEXTGEAR-NOTE i5710シリーズは「GeForce GTX970M」というように、末尾に「M」がついたGPUを搭載している。「M」がついているかいないかだけなのだが、NVIDIAはこの「M」でジャンルを明確に区別していて、それだけでまったく別物になっている。実測の性能では「GeForce GTX 970Mは(GeForce GTX 970にははるかに及ばず)GeForce GTX 960と同じか少し下くらい」であった。

 それに対し、「M」なしのGeForce GTX 1070は「ラップトップ向け」とされているが、デスクトップ向けのGeForce GTX 1070と比べても遜色ないスペックであり、ほぼ同等の性能が期待できる(少なくとも得られる体験=快適にプレイできる画質や解像度のレベルなどが同じと考えている)。

 先代でも「Mなし」のGeForce GTX 980が、GeForce GTX 980Mの上位に加えられていたが、搭載機はかなり大型なゲーミングノートPCに限られていた(同社にもNEXTGEAR-NOTE i71000がある)。この世代からGeForce GTX1080/1070/1060をいずれもMなしで展開できるようになったのは、技術の進化ゆえだろう。

 つまりは、GTX 1070を搭載する本製品は、前世代のGTX 970M搭載のゲーミングノートPCと比べて大きなアドバンテージがある。ベンチマークテストについては後ほどまとめて掲載するが、性能は大幅に向上しているはずだ。

GPUにはGeForce GTX1070を搭載する。ベースクロックはデスクトップ向けより少しだけ低いが、CUDAコアは2048と逆に多く、遜色ないスペックといえる
マウスコンピューター/G-Tune
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