先週のアキバで最も異彩を放っていた新製品は、PowerColorの「DEVIL BOX」だろう。Thunderbolt 3でPCと接続する、PCIe x16スロット拡張ボックスで、GeForce GTX 1080やRadeon RX 480、Radeon R9 Funy搭載カードなどが組み込める。税込み価格は5万9000円前後だ。
グラフィックスカードは最長310mm、2スロット厚まで組み込める仕様で、6ピンと8ピンの補助電源プラグが2本あり、電力的には最大375Wまで対応する。SATA 3接続の2.5インチドライブを1基組み込めるほか、60WまでのノートPCへの給電もこなせる。ギガビットLANと4基のUSB 3.0(うち1基はYtpe-C)も搭載。本体の電源は500Wタイプで、サイズは172(幅)×400(奥行き)×242(高さ)mmとなる。
入荷したオリオスペックは「ノートPCや小型マシンでハイスペックなGPUパワーが使いたいという人に向いたアイテムといえますね。用途的にどこまで伸びるのか不透明ですが、いろいろ試してみたくなるのは間違いありません」と評価していた。
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