国内限定4台の高級ケースが2種類デビュー!古田雄介のアキバPickUp!(1/4 ページ)

» 2017年02月06日 15時17分 公開

「むしろ個人に売れます」――X-Frame 2.0とH-Frame 2.0 GREENの評価

 先週の自作街で目立っていたのはIN WINの高級ケースだ。「X-Frame 2.0」と「H-Frame 2.0 GREEN」で、税込み価格はいずれも16万9800円。国内流通量もともに4台との触れ込みだ。

パソコン工房 秋葉原BUYMORE店のIN WINコーナーに並ぶ「X-Frame 2.0」

X-Frame 2.0を水平に設置したところ

 X-Frame 2.0はオープンフレーム型のE-ATXケースで、360度回転するスタンドに垂直と水平の2種類の方法で固定できる。固定したうえで15度まで傾斜を付けることが可能だ。定格1065Wの電源が付属し、ドライブベイは5インチ×1/3.5インチ×3/3.5&2.5インチ共用×3/2.5インチ×4となる。

IN WIN「H-Frame 2.0 GREEN」

H-Frame 2.0 GREENの箱と、オリオスペックの松澤さん

 H-Frame 2.0 GREENは、2016年6月に登場した「H-Frame 2.0(UMBER)」のカラーバリエーションモデルで、同じLEDカラーで光る定格1065W電源を搭載している。E-ATXに対応し、強化ガラスパネルを側面に採用している。ベイ構造は3.5&2.5インチ共用×6だ。

 

 いずれもディスプレイ性の高い仕様になっており、デモ機を展示したショップの反響も上々の様子だ。発売前は「価格的にも法人用途が多いのでは」(某ショップ)との声もあったが、意外と個人需要が伸びているらしい。

 オリオスペックは「所有欲を満たしたいという方向ですごくインパクトのあるケースですからね。法人の資金力よりも、個人の趣味性が購入の決め手になりやすいのかもしれません」と話していた。

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