基本スペックは、主にノートPC向けのコンポーネントで構成されており、いわゆるゲーミングノートPCと似た内容となっている。CPUにはCore i7-6700HQ、GPUがGeForce GTX1070(ノートPC向け)を採用する。
ゲーミングノートPC相当というとデスクトップのゲーミングマシンに比べて性能が劣るイメージがあるかもしれないが、NVIDIAのPascalアーキテクチャを採用したGeForce GTX 10シリーズの登場で状況は一変している。Pascal世代のノートPC向けGPUは、デスクトップ向けの同名GPUとほぼ同等の性能を備える。この組み合わせならば、ゲームもVRも本格的にバリバリ楽しめる。
メモリはPC4-17000 SO-DIMMに対応し、標準では8GB(8GB×1)を搭載する。メモリソケットは4つあり、BTOでは最大で64GBまで搭載することができる。
標準のストレージは、240GBのSSD(Serial ATA 6Gb/s接続)だ。評価機ではKingstonの「RBU-SC152DS37240GH」というモデルを搭載していた。システムにはM.2ソケット2基と2.5インチベイが1基あり、BTOでは最大3基のストレージを搭載することができる。
M.2のSSDは、PCI Express 3.0 x4接続の超高速SSD「Samsung SM961」を選択できる。このSM961をシステム用に搭載し、2台目はデータ保存用(ゲームタイトル保存用)に大容量のSSD(最大960Gバイト)やHDD(最大2TB)を選択すれば、ゲーム環境としては理想的だろう。
USBポートもUSB 3.1 Type-C含め豊富にがあるので、内蔵ストレージは必要十分な容量のみで抑え、データ保存用には外付けのSSDやHDDを活用するのもいい。
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