PCの周辺機器として最もメジャーなのは外付けディスプレイだろう。デスクトップPCでは必須であり、ノートPCにおいても特にコロナ禍以降はその重要性が改めて認識された。
その一方で、例えばゲームのためにPCを使うのであればゲーミングディスプレイ、クリエイティブ用途ならクリエイター向けを選ぶだろう。しかし、そうではない場合は安価なものから高価なものまで、サイズや解像度といったスペックまで含めると選択肢は多岐にわたり、どれを選ぶべきか悩ましい。
そんな外付けディスプレイ選びにおいて、まさに最適解となるのが本製品だ。ここからは、その詳細なレビューをお送りする。
外付けディスプレイの選択肢が多い中で、ProLite XUB3297QSNP-B1Jをチョイスしたのは「とにかく生産性が上がるディスプレイ」だからだ。
画面サイズは31.5型と、標準的な24型や27型と比べると一回り以上大きいが、一般的なPCデスクや会社の個人スペースに十分設置可能なサイズだ。
さらに画面解像度は2560×1440ピクセルと、いわゆるWQHDで、これもノートPCの内蔵ディスプレイや27型以下の外付けディスプレイに多いフルHD解像度よりも一回り広い。4K(3840×2160ピクセル)ディスプレイで等倍表示だと文字が読みづらいため拡大表示してしまい、結局は高い解像度を生かしきれないということもない、ちょうどいい落とし所だ。
画面サイズが大きいことで作業スペースが広くなっても文字などが読みやすく、1画面の情報量を増やし生産性を上げながら作業を行うことが可能だ。
また、便利な機能が「USB Power Delivery」と「USBハブ」だ。
本製品の映像入力はUSB Type-Cで行えるので、ノートPCとケーブル一本でつなぐことができる。さらにノートPCにも最大95Wで給電できるため、別途ノートPCのACアダプターを接続する必要がない。
このとき、本製品の左側面にあるUSB Standard-A×2と、USB Type-C×2、さらに背面にある有線LANの各端子につないだデバイスがPCと接続される。
コロナ禍以降、働く場所や学習場所を自宅と会社から選べる環境だとすれば、本製品を設置した場所にACアダプターを持っていく必要がない。
またテンキーの付いたキーボードやマウスといった周辺デバイスを本製品に接続しておけば、ノートPCを本製品につないだ時点でデスクトップPCのように使うこともできる。
もちろんノートPCに限らず、USB PDで電源供給と映像出力の両方が行えるミニPCと組み合わせて使えば、デスク上のケーブルなどを減らしかなりコンパクトにワークスペースを構築することも可能だ。
さらにうれしいのは、1組のキーボードやマウスを、2台のPCで利用できる「KVM機能」も備えていることだ。HDMIやDisplayPort経由でPCを接続し、さらに別のPCにUSB Type-Cケーブルをつなぐことで、後からつないだPCでも本製品に接続した周辺デバイスを利用可能になる。
例えば自宅で普段はデスクトップPCを使いつつ、会社のPCをUSB Type-Cケーブルでつなげば、キーボードやマウスはいつも使っているものを使いながら「別のPCの画面を映し出して作業する」といった使い方ができる。
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