ファンレスのGeForce GT 1030搭載カードがデビュー アキバショップの反応は?古田雄介のアキバPickUp!(2/4 ページ)

» 2017年05月29日 17時51分 公開

「ここが境界ですよね」――黒基板のB250マザーと緑基板のQ270マザーが店頭に並ぶ

 ASUSTeKからはKaby Lakeマザーボードも複数投入されている。B250チップセットを搭載した「ROG STRIX B250G GAMING」とQ270搭載の「PRIME Q270M-C/CSM」で、税込み価格は順に1万4000円弱と1万9000円前後。

ASUSTeK「ROG STRIX B250G GAMING」

ASUSTeK「PRIME Q270M-C/CSM」

 ROG STRIX B250G GAMINGはmicro ATXサイズのゲーミングモデルで、Intel製ギガビットLANやサウンド機能「ROG SupremeFX」などの付加機能を搭載している。PCIe x16スロットも物理的な耐久性を強化した仕様だ。

 入荷したパソコンSHOPアークは「シンプルな構成でゲームだけしたいとなると、これくらい割安で押さえるところは押さえたモデルを好む人も多いと思います。電源回りも安定していますし、いい選択肢になりそうです」と評価する。

 PRIME Q270M-C/CSMはビジネス向けのmicro ATXモデルで、PCIe x4接続のM.2スロットやIntel製ギガビットLAN、USB 3.1(Gen 1)ポート、DP出力などを備えている。「PCIスロットやPS/2ポートも備えながら最新のインタフェースも使えるのが魅力ですね。用途がはっきりしているので、選びやすいモデルだと思います」(同)

 両マザーの基板の色に注目するコメントも耳にした。TSUKUMO eX.は「最近のコンシューマー向けモデルは黒基調の基板でないと、ケース内で見栄えしないということで売れないんですよね。緑基板はむしろ貴重。そう考えると、B250とQ270の間にはっきりとした境界が感じられて、ある意味興味深いですよね」と話していた。

TSUKUMO eX.のマザーボードコーナー。展示されているほとんどは黒基板だ

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