iPhoneやiPad、Macなどのリースプログラム「Apple Upgrade」が米国でスタート/Bluetooth LEの新規格「Bluetooth High Data Throughput」が明らかに:週末の「気になるニュース」一気読み!(1/3 ページ)

» 2026年08月02日 06時00分 公開
[山本竜也,ITmedia]

 うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、7月26日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!

iPhoneやiPad、Macなどのリースプログラム「Apple Upgrade」が米国でスタート

 Appleは7月28日、米国で製品のリースプログラム「Apple Upgrade」を開始した。対象はiPhone、Apple Watch、Mac、iPadで、Apple Storeやオンライン、アプリで申し込める。リースの提供元はKlarnaだ。

photo Appleが米国でiPhoneやiPad、Macなどのリースプログラムを開始した

 契約期間はiPhoneとApple Watchが12カ月と24カ月、MacとiPadが24カ月と36カ月。月額はiPhoneが17.99ドルから、Apple Watchが11.99ドルから、Macが24.99ドルから、iPadが11.99ドルからとなる。

 なお、iPhone 16/16 Plus、Apple Watch SE、MacBook Neo、Mac mini、iPad(A16)、Studio Displayは本プログラムの対象外となっている。

 Appleが挙げた例では、iPhone 17 Pro(256GB、本体価格1099ドル)が24カ月契約で月31.99ドル、12カ月契約で月45.99ドルだ。

 Apple Trade Inによる下取りで月額を下げられる他、Apple Cardで支払うと3%のDaily Cashが還元されるとのこと。契約期間の終了時には、最新モデルへの乗り換え、一括購入、返却の3つから選べる。

 iPhoneをリースする場合はAT&T、T-Mobile、Verizonのいずれかを選ぶ必要があり、プリペイドプランは対象外だ(端末自体はSIMロックフリー)。また、Appleは米国での「iPhone Upgrade Program」と「iPhone Payments」の提供を終了する。

Bluetooth LEの新規格「Bluetooth High Data Throughput」が明らかに

 Bluetooth SIGは7月28日、Bluetooth LE向けの新機能規格「Bluetooth High Data Throughput(HDT)」の概要を公開した。最大データレートを現行の2Mbpsから最大7.5Mbpsへ引き上げるもので、約4倍の高速化になる。

photo Bluetooth LEの新機能、Bluetooth HDTが発表された

 高速化の主な要因は、新しい物理層(PHY)の追加だ。QPSKやQAMといった高次変調を使い、毎秒2メガシンボル(Msym)のまま、2〜7.5Mbpsの各ビットレートに対応するという。

 さらに全ビットレートで前方誤り訂正(FEC)を採用し、パケットもブロック単位に分割して壊れた部分だけを再送する仕組みになっている。通信環境が悪化した場合は、パケットごとにビットレートを落として接続を維持するとのことだ。

 Bluetooth SIGによると、現状で約16秒かかる数MBのファイル転送が約4秒になるという。これはメンバー企業による初期実装のデモに基づく数値とのこと。転送が短時間で終わる分、無線部が低消費電力状態にある時間が延びるため、電力効率はむしろ改善するとしている。

 用途として挙げられているのが、次世代のBluetooth LE Audioだ。現行の2Mbpsではロスレスやハイレゾ級の伝送は難しかったが、HDTの帯域があればワイヤレスイヤフォンでのロスレス再生が視野に入る。仕様の採用は2026年後半に予定されているCore Specificationの改訂で行われる見込みで、ドラフト仕様は既に公開されている。

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