キオクシアは7月29日から30日にかけて、AI/データセンター向けSSDの新シリーズを相次いで発表した。いずれもコールドプレートを使った直接液冷(DLC)方式に対応する点が共通しており、8月4日から6日まで、米国カリフォルニア州サンタクララで開催される「FMS: The Future of Memory and Storage」で展示される予定だ。
7月29日に発表した「KIOXIA NX1シリーズ」は、E1.Sフォームファクターを採用したPCIe 5.0対応のデータセンター向けNVMe SSDで、一部のハイパースケール顧客向けにサンプル出荷を開始している。
同社として初めてDLCに対応した製品で、独自開発の次世代コントローラーを搭載する。前世代のXD8シリーズと比べ、シーケンシャルライトで最大約38%、ランダムライトで最大約20%の性能向上が図られたとしている。容量は1.92TBから15.36TBで、耐久性は1 DWPD。第8世代のBiCS FLASH TLCを採用する。
7月30日に発表した「KIOXIA CM10シリーズ」は、同社初のPCIe 6.0対応エンタープライズSSDだ。332層の第10世代BiCS FLASH TLCを採用し、前世代のCM9シリーズと比べてシーケンシャルリードで最大約92%、ランダムリードで最大約85%の性能向上を実現したという。
また、NVIDIAのコンテキストメモリストレージアーキテクチャ「NVIDIA CMX」に対応する。フラッシュストレージをメモリ階層に組み込んでGPUメモリを拡張する構成で、想定用途はAI推論やコンテキストキャッシュだ。
容量は1.60TBから61.44TBで、E3.S/E1.S/2.5インチの3形態を用意する。ただし2.5インチモデルはPCIe 5.0接続で、第8世代BiCS FLASHを使うとのことだ。こちらも限定顧客向けにサンプル出荷を開始している。
GPDは7月30日、Facebookの投稿で新型ハンドヘルドPC「WIN MAX 3」を予告した。7月31日から8月3日まで中国・上海で開催される第23回ChinaJoyのGPDブース(S392)で、プロトタイプを初めて一般公開する。
同社はWIN MAX 3を「ハンドヘルドゲーミングノートPC」と位置付けている。投稿によると、9.06型でリフレッシュレート165HzのOLEDディスプレイを搭載し、プロセッサはAMD Ryzen AI Max+ 395または388を採用する。メモリは最大128GBのLPDDR5x-8000で、SSDスロットを2基搭載する。97Whの着脱式バッテリーを備えるようだ。
加えて、オプションで110Wの外付け冷却モジュールを用意するとのこと。同社はこれを、Strix Halo(Ryzen AI Max+シリーズの開発コード名)の性能を引き出すための構成と説明している。
現時点で公開されているのは仕様の一部のみで、価格や発売時期は明らかにされていない。出展されるのもプロトタイプであり、製品版では仕様が変わる可能性がある。
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