Core i9は7月14日の発売が濃厚 X299は潤沢ながらも動きなし古田雄介のアキバPickUp!(2/4 ページ)

» 2017年07月03日 14時34分 公開

RX 580新製品入荷も、即座にまとめ買いされて品薄に・・・・・・

 仮想通貨のマイニング需要はまだ落ち着く気配がない。そんななか、ASUSTeKからはIP5x等級の防塵性能を備えたRadeon RX 580カード「DUAL-RX580-O8G」が売り出された。税込み価格は3万8000円前後。入荷したショップは比較的多かったが、「つぶやくと10分と持たないので・・・・・・」と、あえてこっそり棚に置いているところが複数あった。そして、それでも取材中に買い手がついて、売り切れていく光景が印象に残っている。

ASUSTeK「DUAL-RX580-O8G」

 某ショップは「売れ方が以上なので1人1台までとさせてもらっていますが、30分後にマスクと帽子をつけて来店する人や、お連れさんを派遣してくる人もいて対応しきれません。1人1パックの卵の特売に家族総出で並ぶ、みたいな感じですよ、本当」と愚痴をこぼしていた。

パソコンSHOPアークに並ぶRadeon製品売り場。RX 580/570は「お1人様、1団体様、1台まで!」と書かれている

 その一方で、大量のグラフィックスカードが挿せるマイニング向けマザーも店頭に並ぶようになっている。先週登場したのはBIOSTARのSocket AM4モデル「TB350-BTC」。1基のPCIe x16と5基のPCIe x1スロット(うちGen 3.0は2基)があり、最大6枚のグラフィックスカードが組み込める。税込み価格は1万3000円弱だ。

 入荷したパソコン工房 秋葉原BUYMORE店は「Ryzenだと電気代込みのコストが微妙ということで、そこまで大きく売れる感じではないですね。でも、なかなかない構成なのでどう動くか注目はしています」と冷静に今後の売れ行きを見据えていた。

BIOSTAR「TB350-BTC」

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