15.6型液晶にクアッドコア搭載で3万9800円 「乃木坂46 CM限定モデル」の実力は?(3/3 ページ)

» 2017年07月26日 18時13分 公開
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発熱とバッテリー駆動時間をチェック

 最後にバッテリー駆動時間の実測値とシステム動作時の発熱を調べた。メーカー公称値は約5.4時間だが、BBench V1.01のテスト結果では3時間49分だった(キーストロークをオン、Web巡回オン、ネットワーク接続をWi-Fi、PCの電力設定をバランスに指定)。以前のモデルよりもCPU回りの消費電力が上がっているためか、バッテリ−動作時間は公称値より短い。しかし、15.6型液晶を搭載した大型ノートPCをバッテリーのみで長時間運用することは少ないと思われる。

 一方、3DMark Fire Strik実行中のCPU最大温度は76度とまで上昇した。以前のCeleron N3160モデル「m-Book B502E」と比べると10度近く高い。夏場で室温28度という測定条件の違いもあるのだろうが、多くはCPUの性能向上に伴う影響だと思われる。また、負荷が高い場面になるとファンの動作音が気になった。低負荷時ではファンが停止し、暗騒音と同等レベルの静かさだが、システム起動時やベンチマークテスト実行中は46.5dbAまで動作音が高くなる。静かな環境で使う場合はやや気になるかもしれない。なお、ファンの動作温度についてはタスクトレイに常駐している「CONTROL CENTER」からある程度設定できる。

Fire Strike実行中の温度変化グラフ。最高値は76度

付属ユーティリティの「CONTROL CENTER」。テスト中はエンターテイメントでfac速度は「自動」を選択している

日常用途なら十分な性能

 前モデル「m-Book B502E」と比較すると、処理性能の向上により操作性やWebの閲覧、動画の再生などに関しては改善されており、書類の整理やプレゼンの準備といった負荷の軽い作業が中心であれば十分なパフォーマンスを備えている。ディスプレイの解像度は1366×768ピクセルと低いものの、ディスプレイのサイズ自体は大きいので目が疲れにくい。ただし、Webブラウザで大量のタブを開くと動作が重くなる場面があったので、できればメモリは8GBに増やしておきたい。

 一方、CPUの性能を向上させつつ本体価格を据え置きにしたことで犠牲になった部分もある。例えば、SSDの容量は、m-Book B502Eが240GBを搭載していたのに対して、m-Book B503Eでは120GBと半減し、前述のようにバッテリー駆動時間も短くなっている。とはいえ、全体的に見ればこの性能で3万9800円(税別)という価格はお買い得度が高い。これまで家族共用のパソコンを使っていた人は、初めての“自分用マシン”として検討してみてはいかがだろうか。


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