ウエスタンデジタル(WD)は、64層3D NANDフラッシュメモリを搭載するコンシューマー向けSSDを8月下旬から「WD(Western Digital)」と「SanDisk」の2ブランドで順次発売する。
両ブランドともに製品の基本仕様は同一で、64層3D NANDフラッシュメモリの採用によって消費電力の削減と耐久性を高めたことが特徴だ。想定販売価格は1万2000円前後(250GBモデル)から7万6000円前後(2TBモデル)となる。
64層3D NANDフラッシュメモリを搭載するSSD。SanDiskブランドでは「Ultra」シリーズ、WDでは「WD BLUE」シリーズの新製品として登場する(パッケージデザインは変更の可能性あり)インタフェースはSerial ATA 3.0で、容量は250GB、500GB、1TB、2TBの4種類をラインアップする。形状は「2.5インチ/7mm厚」と「M.2」(WDブランド製品のみ)の2種類を用意している。
「2.5インチ/7mm厚」モデルは、SanDisk(左)とWD(右)の両ブランドで取り扱う。スペックは同一だが、「SanDiskブランド」「WDブランドの2TBモデル」「WDブランドのその他容量モデル」では、外装ケースの仕様の違いから製品重量が若干異なるシーケンシャルリードの最大速度は250GBモデルが550MB/秒(メーカー公称値、以下同)でその他の容量のモデルが560MB/秒となる。シーケンシャルライトの最大速度は250GBモデルが525MB/秒、その他の容量のモデルが530MB/秒だ。
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