米Appleは9月12日(日本時間13日)、スペシャルイベントを開催します。……と発表があるたびにメディアには多くの記事が出ますが、世間は新型iPhoneにどれだけ興味があるのでしょうか? 端末のスペックは上がり、手持ちの端末に特に不満がなかったら、「今のままで十分」と感じる人もいるでしょう。
Business Insider UK(Business Insider)が報じたPiper Jaffrayの調査によると、今年の新型iPhoneに期待しているiPhoneユーザーは16%で、去年の事前調査の15%とほぼ変わらなかったことが分かりました。
一方、「多分」買い替えると答えたユーザーは、2016年の29%に対し、2017年は24%と減少しています。調査対象は400人強と母数が少ない中での結果ではありますが。さて、あなたの周囲の関心度はいかがでしょうか。
注目度と検索数は比例するということで、「iPhone」でどの時期にどれだけ検索されたか、Google Trendsで調べてみました。過去5年のグラフを見ると、やはり新型iPhoneの発表と発売が行われる毎年9月は、世界的に検索人気度が爆発的に伸びています。
特に「iPhone 6」が発表された2014年9月は突出して高く、その反動か翌年の「iPhone 6s」「iPhone 6s Plus」発表時はそれほど注目されていません。
意外なのは2016年3月の「iPhone SE」発表時、「iPhone 5s」と同じようなデザインで、技術的にも大きな革新はなかったにも関わらず、検索件数は「iPhone 6s」発表時に近い伸びを見せていたこと。
さらに2016年9月の「iPhone 7」発表時、日本のネットではすでに「飽きた」という声も聞こえてきましたが、世界的に見ると意外なことにiPhone 6に次ぐ盛り上がりを見せています。
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