米Amazon.comは9月27日(現地時間)、新しい「Fire TV」を10月25日に発売すると発表した。従来のSTB型から米Googleの「Chromecast Ultra」のようにテレビのHDMI端子に直接接続する形に変わり、4K/HDRをサポートする。日本でも同日予約開始、10月25日出荷で価格は税込8980円。先代より性能が上がり、3000円安くなった。
先代も4Kはサポートしていたが、それに加え、60fpsおよびHDRもサポートするようになる。米Appleも、12日に発表した第5世代の「Apple TV」でHDRをサポートした。こちらの価格は1万9800円からだ。
同社の音声AIアシスタント「Alexa」を搭載し、リモコンから音声でテレビの基本操作を行える。1.5GHzの4コアプロセッサ、2GBのメモリ、8GBのストレージを搭載する。他にEcho製品がない家庭であれば、Fire TVをスマートホームのハブとして使うことも可能だ。
Fire TV Stickは従来通り39.99ドルで併売する。
なお、うわさされていたSTB型のハイエンドFire TVは発表されなかった。
Amazonは同日、新「Echo」など、Alexa搭載の新しいEcho端末を5種類発表した。
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