パナソニックは1月25日、12.1型モバイルノートPC「Let's note SV7」シリーズを発表した。店頭向けモデルの市場想定価格は22万5000円(税別)から。2月16日に発売する。
12.1型(1920×1200ピクセル)ボディーに、クアッドコアの第8世代Coreと光学ドライブを搭載しながら、1kgを切る999gの重量を実現したのが特徴。また、SZ6シリーズの後継機としてコンセプトを引き継ぎつつ、CPUの強化およびThunderbolt 3対応USB Type-Cポートやデュアルアレイマイク、Windows Hello(顔認証)対応カメラなど先進機能を盛り込んでいる。
ボンネット構造によるタフ設計など本体デザインは従来のSZ6に似ているが、ボディーや基板、ファンの形状を再設計し、高速CPUのパフォーマンスを最大限に引き出す放熱性能を実現しているのも見どころだ。
高性能な第8世代Core(Kaby Lake R)の性能を引き出す放熱設計に変更するため、マザーボードや冷却ファンも刷新。ファンはブレードの数を37枚から47枚に増やし風量を上げている(左がSZ6のマザーボード、右がSV7のマザーボード)個人向け店頭モデルのラインアップは、CPU(Core i7-8550またはCore i5-8250U)やストレージの種類、ワイヤレスWANの有無などで差別化した全6モデル。Web直販モデルではvPRo対応CPUやPCIe接続の高速SSDも選択できる。本体サイズは283.5(幅)×203.8(奥行き)×24.5(高さ)mm、重量は約999g〜1124g。バッテリーパックLで最大21時間、バッテリーパックSで最大14時間駆動する。なお、法人向けにはSZ6シリーズは併売になる。
製品発表会に登壇したパナソニックの坂元寛明氏(コネクティッドソリューションズ常務モバイルソリューション事業部事業部長)は、2017年度のレッツノート販売台数見込みとして40万台という数字を発表し「21年の歴史で過去最高の販売台数。2017年度は非常に好調だった」と振り返り、今後も多様なワークスタイルを支援してきたレッツノートが「働き方改革」を加速させるとアピールした。
その施策として、ハードウェアだけでなくソフトウェア面でも働き方改革を支援するサービスを提供していくという。具体的には、PCの使用時間や利用アプリを可視化するサービスを2月20日から提供。これに加えて、VPNサービスやストレスチェック、遠隔データ消去などをオプションサービスとして追加する予定だ。
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