“美しすぎるモバイルPC”が第8世代Coreで進化 「HP Spectre 13」実力検証(1/4 ページ)

» 2018年02月21日 06時00分 公開
[鈴木雅暢ITmedia]

 高付加価値をテーマとするプレミアムPCを積極的に展開している日本HPから「HP Spectra 13」が登場。洗練されたデザインが特徴の薄型軽量モバイルノートPCだ。

 上質感があふれるボディーのインパクトに加えて、第8世代Core、Thunderbolt 3とUSB Type-C、Windows Hello対応カメラの搭載など、機能面も興味深い内容となっている。

 HP Spectra 13は、基本スペックの違いでスタンダードモデルとパフォーマンスモデルの2種類が用意されている。スタンダードモデルを入手したので、性能や使い勝手を詳しく見ていこう。

HP Spectre 13は、洗練されたデザインと先進機能の装備を特徴とする薄型軽量モバイルノートPCだ

HP Spectre 13 スタンダードモデル ハイパフォーマンスモデル
CPU Core i5-8250U Core i7-8550U
メモリ 8GB(LPDDR3 SDRAM) 16GB(LPDDR3 SDRAM)
ストレージ 256GB SSD(PCI Express 3.0/NVMe) 512GB SSD(PCI Express 3.0/NVMe)
グラフィックス機能 Intel UHD Graphics 620(CPU内蔵)
画面 13.3型IPS液晶ディスプレイ、1920×1080ピクセル、10点マルチタッチ対応
通信機能 IEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth v4.2
カメラ 92万画素、Windows Hello対応IR
主なインターフェイス Thunderbolt 3(USB Type-C兼用)×2、USB 3.1(Type-C)、ヘッドフォン/マイク兼用端子
OS Windows 10 Pro (64bit)
バッテリー駆動時間 約11時間15分
サイズ 308×225×10.4〜12.5mm
重量 約1.11kg

アルミニウムベースの美しいボディー

 スリムで美しいボディーがとても印象的だ。ほぼフラットなフォルムで厚みは10.4mm(ゴム足含め12.5mm)。ひと昔前のタブレット並の薄さだが、当然きちんとキーボードもある。

 しかも画面部分、キーボード部ともに実にソリッドで、強度的な頼りなさは全くない。CNC削り出しのアルミニウムをベースに、底面部にはカーボンファイバーを利用することで、薄さと強さを見事に両立している。

 そして、純度の高いマットなホワイト「セラミックホワイト」と淡いゴールドの配色が、上質で優美でありながら、カジュアルさも感じさせる絶妙な存在感を演出している。

セラミックホワイトの塗装は、陽極酸化処理(アルマイト)をした上でアニオン電着塗装によって行われている。滑らかでありながらサラッとした独特の触感が印象的で指紋も付きにくい

 色だけではない。素材とこだわりの製造工程の裏付けが、この絶妙な存在感の秘密だ。天板はアルミニウムの板からのCNC削り出しによるもので、セラミックホワイトの着色は、バリ取り、磨き、サンドブラスト(下地処理)といった工程を経た後に、陽極酸化処理(アルマイト)を行った上でアニオン電着塗装(塗料タンクの中に入れて電気を流して塗膜を形成させる手法)によって行われている。これにより、滑らかで指紋が付きにくく、傷も付きにくい表面を実現している。

 エッジ部分はさらに内側にカットして陽極酸化処理でゴールドを着色している。このカットは見た目のアクセントになっているだけでなく、画面を開く時に指がかかりやすいという機能的なメリットもある。実際、これほどの薄型なのに、片手でもサッとスムーズに開けるのは素晴らしい。

厚さ10.4mmと超薄型だが、剛性感は高い。CNC削り出しのアルミニウムをベースに、底面部にはカーボンファイバーを利用することで、薄さと強さを見事に両立している

 造形美と機能美、2つの美の両立というSpectreシリーズが掲げるテーマを見事に体現している。美しいだけでなく、手に持って、使っていて心地良く感じるデザインだ。

底部のみカーボンファイバーを使用し、強度を確保している

高級家具からインスピレーションを得て設計されたというリングヒンジ機構を採用。画面を閉じる際にはボディに吸い込まれるように収納される。カッチリしていて頼りない印象はない。画面の角度調整範囲はやや狭めで、最大125°まで開く

ボディーを保護する専用のスリーブケースが付属する。ジャストサイズで最初は少し堅いが使っていればなじむだろう

エッジは内側にカットしてアルマイトでゴールドを塗装している。カットラインがシャープなイメージを演出するとともに、指がかかりやすく画面を楽に開けられるという使い勝手の良さにもつながっている

ヒンジの置くの部分の造形もまた美しい。背面部分のみ粗めのヘアライン加工で変化をつけて、切り出したばかりの断面のように見える演出をしている

ほぼフラットなフォルム。厚みは最薄部10.4〜最厚部12.5mmとなっているが、実測してみると、前後の端の部分だけなら約7mm程度。ボディは全域でほぼ10.4mm。ゴム足含めて12.5mmということのようだ

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