ボディーの具体的なサイズは、308×225×10.4〜12.5mmで、重量が約1.1kgだ。バッテリー駆動時間は公称で約11時間15分。バッテリーレポートコマンドで見た設計容量は43.8WAhと、薄型ボディーでもしっかりと長時間駆動できる容量を搭載している。
インタフェースは、背面部に集約しており、ヘッドフォンとマイク兼用の3.5mm端子、3基のUSB Type-Cを備える。
この3基のポートはすべて、USB 3.1のデータ転送のほか、ACアダプターの接続、ディスプレイ出力、スマートフォンなどへの給電(電源オフチャージ対応)に使える。さらに、内側の2基はThunderbolt 3対応で、Thunderbolt 3対応の周辺機器とケーブルを利用することで、最大40Gbpsでの高速通信が可能だ。
アイソレーションタイプの6列キーボードは、キーピッチを縦横とも約19mm確保し、ゆとりがあるが、Enterキーの右にキーを配置したレイアウトは好みが分かれそうだ。キーストロークは浅いが、スイッチの感触は良い。
13.3型液晶ディスプレイの表示解像度は1920×1080ピクセルに対応する。視野角の広いIPS方式で、輝度は300nitと標準的だ。表面は光沢仕上げで、写真などを鮮やかに表示できる一方、照明や外光などは映り込みやすい。
エックスライトのカラーキャリブレーションセンサー「i1 Display Pro」とカラーキャリブレーションツール「i1 Profiler」を使って計測した色域はsRGB面積比102.5%(カバー率98.5%)、輝度は265cd/m2、コントラスト比1248:1、色温度が7604Kだった。
輝度が特別高いわけではないので、照明や外光が強い場所では映り込みが気になった。そうした場所での利用を想定しているならば、オプションで低反射保護フィルム(Spectre 13-af000 用液晶保護フィルム)が用意されているので、同時購入を検討すると良いだろう。
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