GPU入りRyzenの人気で対応mini-ITXマザーが品薄に古田雄介のアキバPickUp!(3/4 ページ)

» 2018年03月05日 17時26分 公開

「10万円超、でも売れそう」――Radeon RX VEGA 56カードとマイニング需要

 グラフィックスカードで注目を集めていたのは、SapphireのRadeon RX VEGA 56カード「PULSE RADEON RX VEGA 56 8G HBM2」だ。デュアルファンを組み込んだ独自クーラーを採用したモデルで、税込み価格は10万8000円前後。

 入荷したTSUKUMO eX.は「ちょっと前だとVEGA 64の価格じゃないかと思ってしまいますが、それでもそこそこ引きはあるんじゃないでしょうか」と話していた。

Sapphire「PULSE RADEON RX VEGA 56 8G HBM2」

 根拠はやはりマイニング需要だ。2月中に勢いが落ち着いたが、それでも引き合いは根強くある。特にVEGA 56はマイニング向けに狙っているユーザーの割合が多いGPUとして知られている。別のショップは「最初に出たときから4万円近く値上がりしているんですよ。それでも需要があるって……」と呆れたように話していた。

2017年8月末、Radeon RX VEGA 56カード登場時のパソコン工房 秋葉原BUYMORE店のPOP

 マイニング需要の根強さを裏付けるように、1000W以上の電源ユニットの売れ行きは多くのショップで好調を維持しており、複数の電源ユニットを連動させるアダプタの売れ行きも順調だという。

2月下旬に登場したディラックの電源連動アダプタ「DIR-SPSK-SATA」。税込み1500円前後で出回っている

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2024年04月27日 更新
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