マザーボード売り場はmini-ITXサイズの新製品も目立っていた。MSIから登場したのはH310搭載の「H310I PRO」で、税込み価格は1万2000円弱。PCIe 2.0 x4接続のM.2スロットや金属補強されたPCIe 3.0 x16スロットを備え、背面には1基PS/2ポートと2基のUSB 3.1ポート、各1基のDVI-DとDisplayPortを並べるなど、新旧のインタフェースが幅広く利用できる構成になっている。
入荷したドスパラ秋葉原本店は「M.2スロットの底面側にもヒートシンクがありますし、メインマシンとしても使えるデザインになっていますね。額面が安いだけでなく、コスパも相当高いと思いますよ」と高く評価していた。
ASUSTeKからはGemini Lake世代のSoC「Celeron J4005」をオンボードで搭載した「PRIME J4005I-C」が税込み9500円前後で登場している。TDP 10Wながら内蔵GPU「Intel UHD Graphics 600」によるトリプルモニター構成をサポートしているのが特徴だ。
パソコンSHOPアークは「シンプルな作りですが、マルチメディア再生用のマシンを作るのにちょうどいい構成ですね。1つ上のCeleron J4105を搭載するASRock『J4105-ITX』にいい選択肢ができた感じです」と話す。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.