富士通クライアントコンピューティング(FCCL)は4月7日、新型キーボード「FMV Keyboard X」をクラウドファンディング形式で販売することを発表した。「GREENFUNDING」において4月8日午前11時から販売を開始する予定で、支援額は2万2870円(限定100台)からとなる。出荷は9月中旬までに行われる予定だ。
なお、一般販売時の想定価格は2万9700円となる。
FMV Keyboard Xは、FCCLのコンシューマー(個人)向け単体販売専用キーボードの第3弾で、初めてのメカニカル構造を採用するモデルだ。同社がノートPCで培ってきたキーボード開発の知見と、「磁気スイッチ」「ラピッドトリガー」「Nキーロールオーバー」といった昨今のハイエンド外付けキーボードのトレンドを組み合わせたことが特徴となる。
キーは昨今のFMV Note U/LIFEBOOK Uシリーズに準拠した日本語配列(84キー/テンキーなし)となっている。ミニマルデザインを好むユーザーが増えていることから、フレームレスボディーと、かな印字のないキートップを採用している。ただし、iOS/iPadOS/macOSでの利用を想定して「Cmd(コマンド)」「Opt(オプション)」の印字は追加されている。白色LEDによるバックライトも備える。
キースイッチは、接点式と比べて耐久性に優れる磁気式のロープロファイルタイプを採用しているが、静音性を重視する観点から自社開発したという。アクチュエーションポイント(キーが反応する押し下げ幅)は3種類のプリセット(深め/FMV Noteと同等/浅め)を用意する他、Windows向けのユーティリティーアプリ(後日配信予定)を通して手動設定することも可能だ。
なお、アクチュエーションポイントを含むキーボードのカスタマイズ設定は、全てキーボードにあるメモリに保存されるという。そのため、ユーティリティーアプリがインストールされていない(利用できない)環境に持ち込んでもカスタマイズ内容をキー操作で反映できるようになっている。
スペックだけ見ていると「これはゲーミングキーボード?」と思ってしまうのだが、FCCLとしては「ノートPCユーザーに向けた最高クラスのキーボード」という位置付けで、ノートPCと組み合わせて使うことを第一義に据えているようだ接続はUSBによる有線と、Bluetooth 6.0と独自のUSB Standard-Aレシーバーを使った無線の両方に対応している。Bluetooth接続については、最大4台のマルチペアリングが可能だ。無線駆動時のバッテリーは内蔵式(定格2400mAh)で、満充電にするとキーボードバックライトオフの状態で最長1カ月間駆動する。
本体は傾斜スタンド付きで、底面にはUSBレシーバーの格納部も備える。
本製品をGREENFUNDINGで購入した場合、特典としてグレーキーキャップが付属する。全キー分のキャップがあるため、好きなキーをグレーに入れ替えて見た目をカスタマイズすることも可能だ。
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