レノボ・ジャパンは4月7日、ノートPC「ThinkPad」の2026年モデルを同日から順次発売することを発表した。この記事では、新モデルの概要を紹介する。
2026年モデルのThinkPadは、Tシリーズの一部を除き「Copilot+ PC」に準拠したAI PCで、レノボがここ数年積極的に取り組んでいるメンテナンス性を向上する取り組みを一層強化した他、一部のモデルにおいてキートップ印字のリニューアルも実施している。
メンテナンス性を向上すべく、ここ数年のThinkPadでは内蔵バッテリーのCRU(ユーザー交換可能部品)化を進めてきた。2026年モデルでは、これに加えて交換可能なUSB Type-C端子の搭載を行っている。
従来、Thunderbolt 4/5端子やUSB4端子を含むUSB Type-C端子に障害が発生した場合、メインボード(マザーボード)を丸ごと交換しないといけなかったが、交換可能な端子を備えるモデルでは端子部のみを交換すれば修理が完了するため、故障時のダウンタイムを極小化できる。USB Type-C端子がCRU指定されている場合は、ユーザーが交換することも可能だ(※1)。交換によって端子が直るかどうかの判定は、UEFI(BIOS)に格納した診断プログラムで判断できる。
USB Type-C端子の交換に対応するモデルは以下の通りだ。
(※1)レノボのCRUには2種類あり、USB Type-C端子はPCに対するスキルが高い人向けの「オプションサービスCRU」という扱いとなる
(※2)Field Replaceable Unit:技術員による「オンサイト修理」で交換可能な部品
Tシリーズでは、本体左側面にある2基のThunderbolt 4(USB4)端子が自分で交換できる「オプションサービスCRU」に指定されている。故障した場合はユーザーがサポートに「部品を下さい」と連絡すれば、自分で取り換えることが可能だ。X1シリーズとX13 Detachable Gen 1については、内部構造の都合で技術者による交換対応となる(ユーザーによる交換には対応しない)キーボードの配列については、ThinkPad X1シリーズ以外は2025年モデルと同じだが、ThinkPad X1シリーズとThinkPad Tシリーズについてはキートップの印字をリニューアルしている。具体的には印字のフォントを一新し、印字をセンタリングするようになった。
ただし、日本語キーボードに限り、印字のセンタリングは機能キーなど一部に限られる。
X1/Tシリーズの欧米配列のキーボードについては、印字のフォントをリニューアルした上で、印字をセンタリングするようになった。写真はいずれもThinkPad T14 Gen 7で、左が米国英語(US)キーボード、右がイギリス英語(UK)キーボードだが、日本ではUKキーボードを選択できない
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