プロナビ

「ThinkPad X1」「ThinkPad X9」に2026年モデル 「FIFAワールドカップ2026」とのコラボモデルも:CES 2026

» 2026年01月07日 10時00分 公開
[井上翔,ITmedia]

 Lenovoは1月6日(米国太平洋時間:以下同)、PCの新製品を発表した。この記事では、ビジネス向けプレミアムノートPC「ThinkPad X1」「ThinkPad X9」の新モデル、新型の液晶ディスプレイ一体型デスクトップPC「ThinkCentre X AIO Aura Edition」、FIFAワールドカップ2026とのコラボレーションモデルを紹介する。

 なお、この記事で紹介するモデルの日本における展開は未定となっている。

ThinkPad X1シリーズ

 ThinkPadのフラグシップである「ThinkPad X1」シリーズからは、クラムシェルタイプの「ThinkPad X1 Carbon Gen 14 Aura Edition」と、コンバーティブル型2in1タイプの「ThinkPad X1 2-in-1 Gen 11 Aura Edition」が登場する。

 いずれもIntelとのコラボレーションモデル「Lenovo Aura Edition」となり、2026年第1四半期(1〜3月)の発売を予定している。最小構成の想定価格はX1 Carbonが1999ドル(約31万3000円)、X1 2-in-1が2149ドル(約33万6500円)となる。

X1ファミリー ThinkPad X1 Carbon Gen 14 Aura Edition(左)と、ThinkPad X1 2-in-1 Gen 11 Aura Edition(右)

 両モデル共にボディーを一新しており、内部構造に大きな見直しが入っている。マザーボードの“両面”に部品を配置する「Space Frameデザイン」を採用することで、部品配置の最適化が図られて「より大きな冷却ファンの設置」「修理のしやすさの向上」といったメリットを得られる。このデザインの副次的効果として、タッチパッドの面積がより大きくなったともいう。

 修理のしやすさという観点では、バッテリーの他にUSBポート、キーボードや冷却ファンの交換も可能となったことが特筆すべきポイントだ。

X1ファミリー ボディーの構造を見直して、より修理しやすい設計とした

 CPUはCore Ultraプロセッサ(シリーズ3)で、12コアGPUを備えるCore Ultra X7プロセッサも選択可能だ。メモリはLPDDR5X規格で、容量は最大64GBとなる(増設/換装不可:速度は搭載するCPUによって変わる)。ストレージはPCI Express 4.0/5.0接続のSSDで、カスタマイズ(CTO)モデルでは最大でPCI Express 5.0接続の2TBモジュールを選べる。

 ディスプレイはアスペクト比16:10の14型IPS液晶(1920×1200ピクセル)または有機EL(2880×1400ピクセル)で、X1 2-in-1については全構成でペン入力/タッチ操作に対応する。X1 Carbonの場合は有機ELパネルの一部構成でタッチ操作対応にできる。Webカメラは約1000万画素センサー(顔認証対応)を選択可能だ。

 ポート類はThunderbolt 4(USB4/USB 40Gbps)×3、USB 3.2 Gen 2 Standard-A端子、HDMI 2.1出力端子とイヤフォン/マイク端子を備える。イヤフォン出力はハイレゾ音声もサポートしている(192kHz)。

 ワイヤレス通信はWi-Fi 7(IEEE 802.11be)とBluetooth 5.4に対応する他、CTOオプションで5G/LTE通信モジュールやNFCポートを追加することもできる。バッテリー容量は58Whだ。

 本体のサイズと重量(最軽量構成)は以下の通りとなる。

  • X1 Carbon:約312.5(幅)×215.75(奥行き)×7.7〜15.3(厚さ)mm/約996g
  • X1 2-in-1:約313.5(幅)×219.25(奥行き)×9.4〜16.4(厚さ)mm/約1182g

ThinkPad X9 15p Aura Edition

 「ThinkPad X9 15p Aura Edition」は、TrackPointのないフラグシップモデル「ThinkPad X9」シリーズに新たに加わる15.3型モデルだ。

 2025年に発売した「ThinkPad X9 15 Aura Edition」をベースとして、よりパワフルなノートPCを求める中小規模ビジネスユーザーやプロシューマーをターゲットに据えている。IntelとのコラボレーションモデルであるAura Editionとして2026年第1四半期発売を予定しており、最小構成の想定価格は1999ドルとなる。

ThinkPad X9 15p Aura Edition ThinkPad X9 15p Aura Edition(画像内の周辺機器やバックパックはオプション)

 CPUはCore Ultraプロセッサ(シリーズ3)で、最大構成では12コアGPUを備えるCore Ultra X9プロセッサも選択可能だ。メモリはLPDDR5X規格で、容量は最大64GBとなる(増設/換装不可:速度は搭載するCPUによって変わる)。ストレージはPCI Express 4.0/5.0接続のSSDで、カスタマイズ(CTO)モデルでは最大でPCI Express 5.0接続の2TBモジュールを選べる。

 ディスプレイは2880×1400ピクセル解像度の15.3型有機ELで、最大120Hz駆動に対応する。CTOオプションでタッチセンサーを付けることも可能だ。Webカメラは約1000万画素センサー(顔認証対応)を選択できる。

 ポート類はThunderbolt 4(USB4/USB 40Gbps)×3、USB 3.2 Gen 2 Standard-A端子、HDMI 2.1出力端子、SDメモリーカードリーダーとイヤフォン/マイク端子を備える。SDメモリーカードリーダーはフルサイズで、クリエイターの利用を想定して装備したという。バッテリー容量は88Whと大きめだ。

 ボディーサイズは約339.5(幅)×228.5(奥行き)×7.25〜17.9(厚さ)mmで、最軽量構成の重量は約1.5kgとなる。

ThinkCentre X AIO Aura Edition

 ThinkCentre X AIO Aura Editionは、デスクトップPCとしては初めてのAura Editionモデルとなる。クリエイターやプログラマー、データ解析に従事する人の利用を想定しており、アスペクト比16:18と“少し縦長”の液晶ディスプレイを搭載していることが特徴だ。販売する国/地域や価格、発売時期は後日改めて発表される。

ThinkCentre X AIO Aura Edition 少し縦長なディスプレイが特徴的なThinkCentre X AIO Aura Edition(ThinkPad X1 Carbon Gen 14 Aura Editionは別売)

 CPUはCore Ultraプロセッサ(シリーズ3)で、12コアGPUを備えるCore Ultra X7プロセッサも選択可能だ。メモリはLPDDR5X規格で、容量は最大64GBとなる(増設/換装不可:速度は搭載するCPUによって変わる)。ストレージはPCI Express 4.0/5.0接続のSSDで、最大2基搭載可能だ(モジュールのオプションは現時点では未発表)。

 ディスプレイは2560×2880ピクセル解像度のIPS液晶で、DCI-P3の色域を98%カバーしている。WebカメラはCTOオプションで、画面上部に付けられる。Lenovo DeskView対応の約1000万画素カメラを用意しており、高画質撮影だけでなくドキュメントスキャンなど日常利用で役立つ機能も備えている。

 スピーカーは4基構成で、Harman Kardon(ハーマンカードン)の音響監修を受けている。内蔵マイクも4基構成で、AIベースのインテリジェントノイズキャンセリング機能も備えている。Wi-Fi 7/Bluetooth 6.0によるワイヤレス通信にも対応する。

「FIFAワールドカップ2026」コラボレーションモデル

 LenovoがFIFA(国際サッカー連盟)のオフィシャルテクノロジーパートナーになったことを記念して、一部のビジネス向けノートPCにコラボレーションモデル「FIFA World Cup 26 Edition」が登場する。対象となるのは以下のモデルだ。

  • ThinkPad X9 14 Gen 1
  • ThinkPad X9 15 Gen 1
  • ThinkPad X1 Carbon Gen 13
  • ThinkPad X1 Carbon Gen 14
  • ThinkBook 14 Gen 8+/Gen 9
  • ThinkBook 16 Gen 9/16p Gen 9

 このコラボレーションモデルは、今後コンシューマーPCと、傘下のMotorola Mobility製スマートフォンでも展開する予定だ。

ThinkPad X1 Carbon Gen 14のFIFA World Cup 26 Edition ThinkPad X1 Carbon Gen 14のFIFA World Cup 26 Edition

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年09月25日 更新
  1. 新型「Mac mini」「Mac Studio」徹底レビュー! ローカルAIはついに“実用域”へ エージェントAIに事務仕事を任せて分かった驚異の進化 (2026年09月22日)
  2. “AIスマホ”としての個性がより鮮明に 望遠カメラ刷新&AI処理が飛躍した「Pixel 11 Pro」 の実力とベンチマーク結果を検証 (2026年09月24日)
  3. ロジクールGの新型マウス「PRO X3 SUPERSTRIKE」や8K対応キーボード「PRO X2 RAPID」を見てきた (2026年09月24日)
  4. QualcommのSnapdragon Xシリーズが「Googlebook」に進出 DellとHPから搭載モデルが登場 (2026年09月24日)
  5. なぜ競技用ゲーミングPCは光らない? HPSC久木留所長とマウス軣社長が語るアスリート支援の未来 (2026年09月24日)
  6. 12インチ「Surface Pro」と13インチ「Surface Laptop」に個人向けの第2世代が登場 Snapdragon X2 Plus搭載でメモリは最大24GBに (2026年09月24日)
  7. フルHD/300Hz駆動で3万円台!? 「GigaCrysta」新モデル&驚きのコンセプト機が並んだアイオーブースを一挙紹介 (2026年09月23日)
  8. 3万円台で充電ケースにディスプレイとAIレコーダー機能を内蔵! Anker「Soundcore Liberty 5 Pro Max」の気になる実力と使い勝手を試す (2026年09月23日)
  9. AndroidとChromeOSが融合した次世代PC「Googlebook」の実機を見てきた ――AI統合で何が変わるのか? (2026年09月25日)
  10. あの名コンビの声が“公認AI”で6カ国語に! 麻布台ヒルズ「まんが日本昔ばなし展」で体験するAI音声の最前線 (2026年09月22日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー