東芝クライアントソリューションズは7月10日、同社の製品やサービスを体験できる展示会「TOSHIBA dynabook Day 2018」を開催した。冒頭に登壇した同社の覚道清文社長は、2018年10月1日からシャープ傘下となることに対して、「事業を継続的に発展させていくため」と説明。これまで通り製品やサポートを提供していくとした。また、同イベントではdynabookの新CMを初公開するとともに、CMキャラクターとして活躍する女優の有村架純さんをゲストに招いたトークショーも行われている。
新CMは、採用面接を受けているスーツ姿の有村さんが面接官の質問に自分の強みを答えていくという内容。「こう見えて、タフなんです」「フレキシブルな発想でビジネスの結果を出していきます」「(一番の強みは)人を見る目です」とアピールしながら、ビジネス向け2in1ノートPC「dynabook VC72」の堅牢性や顔認証機能などを訴求する構成だ。
トークショーでは、「(ノートPCに)顔を1、2秒向けるだけでログインできることに驚いた」と有村さん。東芝クライアントソリューソンズ国内事業統括部の影山岳志統括部長がCM撮影を振り返り、「働き方改革を支援するdynabookの特徴をうまく描いている」と絶賛し、有村さんが「人を見る目」と話しながら面接官の顔をじっと見つめるシーンに、「あんなふうに見つめられたら仕事のモチベーションが上がることは間違いない」と特に気に入った様子だった。
この他、TOSHIBA dynabook Day 2018では、同社の新製品展示やdynabook VC72の分解デモなども行われていた。

Windows Hello対応の赤外線カメラモジュール。ディスプレイのフレームに内蔵するため独自に小型化したという(写真=左)。ボディーの上部はアンテナがあるため一部樹脂製だが、マグネシウム合金との継ぎ目が全く分からないように塗装されている(写真=右)
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