タニタが6月8日から始めていた、ゲームコントローラー「ツインスティックVTX」(バージョン・タニタ・エキストラ)開発プロジェクトのクラウドファンディングが、7月30日午後11時59分に終了した。支援総額は約8254万円で、目標の2億7700万円に届かなかったためプロジェクトは「不成立」となった。
クラウドファンディングの形式は「All or Nothing」だったため、集まった支援金は支援者に全額返金される。
ツインスティックVTXは、セガゲームスのゲームソフト「電脳戦機バーチャロン×とある魔術の禁書目録 とある魔術の電脳戦機」(プレイステーション4)に対応した操縦かん型のコントローラー。タニタの谷田千里社長はバーチャロンのファンで、「タニタにとって新たな事業領域、ゲーム分野でのものづくりに挑戦する」としていた。
タニタのツインスティックプロジェクト公式Twitterアカウントは、支援募集終了に際し「往年のバーチャロンファンの方。禁書VOからファンになった方。そして、タニタの取り組み自体に興味を持っていただき、応援してくださった方...。みなさま、ご支援本当にありがとうございました」とツイートした。
7月31日午後7時30分から、プロジェクトの結果報告会をYouTubeで生配信する。
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タニタがゲーム業界に進出 セガと「バーチャロン」対応コントローラー開発 支援募るCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.