Qualcommは1月7日(米国太平洋時間)、同社のモバイル向け最新プロセッサ「Snapdragon 855」が30超の5G(第5世代移動体通信システム)対応モバイルデバイスで採用されたことを発表した。その多数はスマートフォンで、2019年内に順次お目見えする見通しだ。
Snapdragon 855は2018年12月に発表された、Qualcommのハイエンドモバイル端末向けプロセッサ。同社の「Snapdragon X50 5G modem」とペアを組むことで5G通信に対応している。
Snapdragon X50は「Sub-6GHz(6GHz未満)」「ミリ波(30GHz以上)」両方の5G通信に対応しており、今回発表された「30超の5Gモバイルデバイス」は全てこのモデムを採用しその大半は同社のRFフロントエンドソリューションを搭載しているという。
(取材協力:Consumer Technology Association)
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