ASUS JAPANが2019年3月29日、東京赤坂にある「ASUS Store Akasaka」にて「最新ROGゲーミング製品テクニカルセミナー」を開催した。厚さ16.15mmのハイパフォーマンスゲーミングノートPC「ROG ZEPHYRUS S」の発表に加え、開発中となる新スタイルのモンスターPC「ROG Mothership GZ2700」やROGの独自技術について紹介した。
新製品として発表された「ROG ZEPHYRUS S」は、1920×1080ピクセル表示対応の15.6型液晶ディスプレイを搭載した薄型のゲーミングノートPCだ。
厚さ最大16.15mmというゲーミングPCとしては超薄型ボディーながら、6コアの高性能CPUと高性能GPUを搭載するのが特徴で、GPUにGeForce RTX 2080 with Max-Q Design、1TBのSSD(PCIe x4)を備えた「GX531GX」、GPUにGeForce RTX 2070 with Max-Q Design、512GB SSD(PCIe x2)搭載の「GX531GW」の2モデルを展開する。その他のスペックは共通で、CPUがCore i7-8750H、メモリは24GB(DDR4-2666)、サイズは360(幅)×268(奥行き)×15.35〜16.15(厚さ)mmで、重量は約2.1kgとなっている。
薄型ボディーにハイスペックなパーツを装備するため、独自の放熱設計「HyperCoolテクノロジー」を採用。5本のヒートパイプや12Vという強力なファンを搭載しており、液晶パネルを開くとボディー背面部が浮き上がり、放熱用スペースを確保する変形機構「ROG Active Aerodynamic System」(AAS)により効果的に放熱を行う。
セミナーのメインスピーカーを務めたPAND PAN氏は、自他ともに認めるヘビーゲーマーでもある。同氏はゲーマーの立場から、これまでのゲーミングPCへの不満として、スペックの陳腐化が早いことに言及。将来のゲームタイトルも快適に遊べる最強のゲーミングとして、デスクトップPCの「ROG STRIX GL12」に続き、「これまでにない最強のラップトップPC」として開発中の「ROG Mothership」を紹介した。
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