ポケモンGOとの違いは? クラウドとAIのMicrosoftを象徴する「Minecraft Earth」鈴木淳也の「Windowsフロントライン」(3/3 ページ)

» 2019年05月24日 07時00分 公開
前のページへ 1|2|3       

Minecraft Earthは最先端のテクノロジーを包含した“ショウケース”

 Azure Spatial Anchorは、AndroidやiOSなど複数のスマートデバイスのプラットフォームでの利用を前提にしており、特定の専用機器やプラットフォームを必要としない。各プラットフォーマーではARCoreやARKitを通じて、プラットフォームにおけるコンテンツやアプリケーションを増やそうとしているが、こうした思惑と関係なく、Azure Spatial Anchorの空間情報はクラウドを通じていつでもユーザーによって共有される。

 モバイル向けプラットフォーム市場で覇権を握れなかったMicrosoftゆえの苦肉の策ともいえるが、これがかえってデバイス中立で水平展開しやすい環境につながっているともいえる。HoloLens 2はあくまでビジネス用途を主体とした製品だが、Azure Spatial Anchorの技術自体は非常に応用範囲が広いことの証左になっている。

Minecraft Earth Spatial Anchorの利用イメージ

 まとめると、Minecraft EarthはMinecraftワールドを構成するゲームの一形態ではあるものの、その実はMicrosoftが推進し、現在構築しつつある最新のサービスや技術群を集めて作った“テクノロジーショウケース”と呼べるものになっている。

 あくまでゲームであり、ユーザーにはそれらを意識させずに楽しんでもらうことが重要ではあるものの、その裏には「クラウドとAIのMicrosoft」を象徴するような特徴がふんだんに盛り込まれているということくらいは知っていてもいいかもしれない。

 先述したウォーレン氏を含め、事前にテストプレイヤーになった人々からの、これら最新技術を駆使したゲームに対する評価は「不安定だが将来性が楽しみ」というものだったようだ。興味ある方はぜひ登録してトライしてみてほしい。

前のページへ 1|2|3       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年04月01日 更新
  1. オーソリニア配列キーボード「Keychron Q15 Max」を試す 美しいグリッド配列は人を選ぶ? (2026年03月31日)
  2. シンプル・イズ・ベストなワイヤレスマウス「ロジクール M185」が999円で買える (2026年03月30日)
  3. 鮮明に撮れるアクションカメラ「DJI Osmo Action 4」が32%オフの2万9778円に (2026年03月30日)
  4. 簡単だけど時間が掛かる TerraMasterのNASキット「F2-425」でHDDを交換してみた【容量アップ編】 (2026年03月31日)
  5. Corsairの縦長ディスプレイ「XENEON EDGE」に待望の白&紫が登場! ガンダムやエヴァコラボの高級デバイスも (2026年03月30日)
  6. ONYX、10.3型電子ペーパー「BOOX Go 10.3」の新モデルを発売 フロントライトモデルも用意 (2026年03月30日)
  7. 高騰続くPCパーツ市場に変化? DDR5メモリの一部値下がりと依然厳しいストレージ事情 (2026年03月28日)
  8. 「録音+文字起こし」を耳元で完結 Nottaユーザー必携の“常時装着”AIレコーダー「Zenchord 1」を試す (2026年03月30日)
  9. “パワードスーツ”はもうSFの道具じゃなかった 高尾山でコンシューマー向け外骨格「Hypershell X Pro」を試す (2026年03月27日)
  10. 新生活を始める前にそろえておきたい! エレコムのトラックボールやドッキングステーションといったPC周辺機器が最大25%お得 (2026年03月30日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年