ノートPCとスマホのバッテリーが膨らんでしまった理由ITはみ出しコラム

» 2019年07月14日 06時00分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 仕事用のノートPCとして使っている「Razer Blade Stealth」(Razerくん)。2018年4月末に購入し、とても気に入って愛用しているのですが、最近キーボードがエルゴノミクスっぽくなってきている気がしてよく見たら、内蔵のバッテリーが膨らんでおりました。

Razer Blade Stealth 写真ではあまり分かりませんが、キーボードの「J」「K」「I」あたりが盛り上がっています

 毎日使っているのに、こんなになるまで気付いてあげられなくてごめん。好きすぎて、ずっとディスプレイを開けっぱなしにしていたので、閉じてもぴったり閉まらないことに気付かなかったんです。

Razer Blade Stealth ディスプレイを閉じようとしても、閉まらなくなってしまいました

 原因は多分、ACアダプターのつなぎっぱなし。ノートPCに使われるリチウムイオンやリチウムポリマーのバッテリーは高温が苦手です。また100%充電した状態のままにすると劣化しやすいという性質があります。そして劣化が進むと、バッテリーパックの内部にガスが発生して膨らんでしまうことがあるのです。

 これまで使ってきたHPやDellのノートPCでもACアダプターをつなぎっぱなしにしていましたが、それらには充電制御ユーティリティーがインストールされていて、調整してくれていたらしいです。Razerの製品には、そういうソフトは入っていなかったのでした。

 そういえば私、スマートフォンでは前科があります。買い換えで使わなくなっただんなの「iPhone 3GS」をデジタル時計代わりにアダプターをつなげたまま置いておいたら、膨らんじゃいました。

iPhone 3GS 膨らんじゃった「iPhone 3GS」

 今使っている「Pixel 3」は、「Pixel Stand」という専用の無線充電台にかなり長い時間置いているんですが、これも心配になってきました。スタンドを2台持っていて、仕事中はPCの隣にPixel 3を置いているし、ベッドサイドには毎日5時間はPixel 3を置いています。Pixel Standのウリの1つ、「めざましディスプレイ」を使っているので。

 朝起きてバッテリーが100%なのは仕方ないとして、Razerくん膨らみ事件発覚後はPixelも80%くらいで充電を止めるようになりました。

 Razerくんも、今はタスクバーのバッテリーアイコンをちらちら見ながらインジケーターが80%くらいになるとアダプターを手で外す、というものすごく原始的な方法で使っています(ノートPCによっては、80%以上充電しない設定にできるユーティリティーが入っているのですが)。

 もちろん、このまま使い続けるのも怖いので、修理に出すつもりです。

 Razerはカリフォルニアに本社がありますが、日本語でのサポートもしてくれています。電話してみると、録音の音声案内がものすごく中国なまりな日本語。そういえば、ミン-リャン・タンCEO中国のシンガポールの人。応対してくれたリャンさんも、日本人ではなさそうでしたが、日本語での長ーいシリアル番号やメールアドレスもちゃんと聞き取ってくれるし、修理代を大体でいいので教えて、という質問にも確認して答えてくれました(180ドルくらい。涙)。

 日本にある修理センターに送って、修理することになるそうです。電話してしばらくしたら、手続きのためのメールが届きました。サポートがちゃんとしている印象です。

Razer Blade Stealth レーザーテクニカルサポートからのメール

 さてさて、修理するにしても、その間の代替機が必要です。Razerくんの快適なキーボード、16GBのメモリ、きれいなディスプレイに慣れてしまった今、どんなPCを買えばいいのやら。

【訂正:2019年7月22日午前9時30分 タンCEOは中国ではなくシンガポールのご出身でした。お詫びして訂正します。】



Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年06月11日 更新
  1. 初のカラー対応「Kindle Scribe Colorsoft」の実力は? 通常モデルとの価格差1万7000円の価値を検証 (2026年06月10日)
  2. 「Geminiの技術は使うが、Geminiではない」 WWDC26で見えたApple流AIとプライバシー戦略の核心 (2026年06月10日)
  3. ミニPCに強みの「MINISFORUM」 ミニワークステーションの新モデルから「謎の拡張カード」まで多彩な製品を披露 (2026年06月10日)
  4. 「macOS 27 Golden Gate」が2026年秋に登場 初のApple Silicon専用バージョンに (2026年06月09日)
  5. 「次世代Apple Intelligence」をフル活用するにはどのような条件がある? 「Siri AI」は日本で使える? 知っておくべき対応モデルのハードル (2026年06月09日)
  6. コンパクトボディーにスパコン並みのAI性能! 「NVIDIA RTX Spark」搭載ミニデスクトップPCを見てきた (2026年06月04日)
  7. 実売1万円切りでパススルー給電にも対応! KTCの15.6型モバイルディスプレイ「H15F9」は“買い”か (2026年06月09日)
  8. LGが4K有機EL TVの2026年モデルを発表 映像プロセッサを刷新し120Hz以上の高速表示にも対応 (2026年06月09日)
  9. 夜間もフルカラーで鮮明に記録できる「SwitchBot 屋外パンチルトカメラ 5MP」が15%オフの7674円に (2026年06月10日)
  10. 高騰中のSSD、品薄のHDD──けれど“最終処分”のニーズは変わらず (2026年06月06日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー