2019年9月19日、サードウェーブがインテルと共同開発を手がけたゲーミングノートPC「GALLERIA GCR」シリーズの発表会を行った。
同社は2002年にゲーミングPCブランド「GALLERIA」を開始し、2018年4月には3年間で20億円の大型投資を発表するなど、特にeスポーツ事業に注力している。
発表会では、同社取締役副社長 榎本一郎氏が「eスポーツはグローバルでも大きなうねりが起きているが、ここ日本でも市場規模とファン数の推移が大きく伸びており、今後も伸びていくという数値が出ている。当社もさまざまな取り組みを展開する中で、バリューチェーンでつながったエコシステムを作り上げ、その輪の一員となるべく投資を続けてきた」と説明。
新モデルについては「個人的には涙があふれるぐらいうれしいこと。ゲーミングという文化を支えるには絶対にブランドが必要と考え、2002年にGALLERIAブランドを立ち上げた。最近では高校生のeスポーツ部を支援もしており、今後も業界全体が盛り上がるような取り組みをしていきたい」と抱負を語った。
続いて、同社GALLERIA製品開発担当の瀧吉佑介氏が「ゲーミングPCといいながら、Officeアプリや動画配信、写真編集とハイスペックなPCを生かして多彩な使われ方をしているのが現状だ。これまでは主にデスクトップPCを中心に展開していたが、持ち運んでの利用や、用途の幅を広げる意味でもGame & Moreという開発コンセプトを掲げた」と新モデルの意図を解説した。
インテルと9カ月かけてきたコラボレーションによって「軽くて薄くて長時間動くという、これまでゲーミングPCでは難しいことを実現できたと考えている。目標出荷台数は2018年対比で175%と非常に高いものになっているが、十分に達成できると考えている。ゲーミングノートPCのGALLERIAに期待してほしい」とまとめた。
次のページでは、応援に駆けつけたGALLERIAブランドアンバサダーのお勧めポイントを見ていく。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.