Surface Pro Xが先行展示されているMicrosoft Storeを巡ってみた：Windowsフロントライン（2/2 ページ）

[鈴木淳也（Junya Suzuki），ITmedia]

英ロンドンにオープンした「Microsoft Store Oxford Circus」

　2019年の夏、初の欧州店舗であり、初の英国店舗となるMicrosoft Store Oxford Circusが英ロンドンの中心部にオープンしたことは以前取り上げたが、9月の欧州取材の合間を縫って実際に訪問する機会を得たので紹介したい。

初の欧州店舗であり、初の英国店舗の英ロンドンにあるMicrosoft Store Oxford Circusの外観

　店舗の場所はその名前からも分かるように、目抜き通りの交差点であるOxford Circusに位置する。交差する通りの1つであるリージェント通り沿いには100m程度の距離にApple Store（Apple Regent Street）があり、「ライバル店のすぐ近くに出店する（そしてあわよくば、より目立つ場所を選ぶ）」という従来のMicrosoft Storeのコンセプトを踏襲している。角地であり、地下鉄駅の出入り口目の前ということで店舗自体は非常に目立つのだが、実は敷地は長方形ではなく、通り沿いにL字のようになっている。

　店内に入ってみると分かるが、店舗自体は非常に“薄く”て奥行きがない。店舗スペース自体は4階まであるのだが、最上階はイベントスペースで、訪問時はプライベートイベントが開催されている関係で入れなかった。

　このように、見かけに比べて店舗スペースは非常に狭い印象で、本稿の写真にもあるように特別展示がいくつか行われていたことを考えると、実機に触れられる商品数は多くない。当面はあくまでプロモーション的役割を中心としたものとなるだろう。なお、店舗からの眺めは非常にいいので、近くに行く機会があるようなら、特に買うものがなくても訪問してみていいかもしれない。

店舗があるOxford Circusは、オックスフォード通りとリージェント通りの交差点に位置する。写真のリージェント通りは高級ブランドが並ぶ目抜き通りであり、中央部には非常に見づらいがApple Store（Apple Regent Street）がある

Microsoft Store Oxford Circusの入り口の様子。目の前はロンドン地下鉄の入り口。こう見ると巨大な建物のように見えるが、実際には非常に“薄い”店舗で、奥行きはほとんどない。L字型の作りだと考えてもらうといい

入り口ではMinecraftのキャラクターがお出迎え

店舗は1階から3階までが通常の店舗で、4階はイベントスペースになっている。写真は3階で行われていたセルフィー用の展示だ

店舗を中心に、周囲の様子を見られるARのコーナーがあった

店舗の上階に行くと、Oxford Circusを行き交う車や人々を観察できる

1階では本物のスポーツカーを持ち込んだXboxのレーシングゲーム（おそらくForza Motorsportと思われる）を体験できるコーナーもあった