Amazon「Echo Studio」とAppleの「HomePod」は何が違う? 試して分かったこと山口真弘のスマートスピーカー暮らし(1/2 ページ)

» 2019年12月17日 12時00分 公開
[山口真弘ITmedia]

 Amazonから新しく登場した「Echo Studio」は、5つのスピーカーを内蔵するなど、音質を重視したEchoファミリーの最上位モデルだ。外観はAppleの「HomePod」に酷似しており、音楽再生はもちろん、同社Fire TVシリーズの外部スピーカーとしての連携性の高さも特徴だ。

 既存のスマートスピーカー「Echo」や「Echo Plus」と比較すると、一回りどころか二回りは大きいビッグなボディーが目立つ本製品だが、音を中心とした性能はどのくらい異なるのだろうか。その使い勝手をチェックしていく。

Echo Studio Amazonの「Echo Studio」。同社は「スタジオ品質のHi-Fiスマートスピーカー」と銘打っている

外観はAppleの「HomePod」そっくり?

 まずは外観から見ていこう。ボディーは円柱状で、幅は17.5cm、高さは20.6cmある。形状がよく似たAppleの「HomePod」が、幅14.2cm、高さ17.2cmということで、一回り大きいサイズということになる。

 本体上面には、Alexaデバイスではおなじみの音量調節ボタンとマイクミュートボタン、アクションボタンが並んでいる他、呼びかけに反応して点灯する青いLEDリングも搭載している。上面中央はスピーカー(上向き)で、左右、正面、下向きに、それぞれスピーカーが配置されている。

 電源は、Echoシリーズとしては珍しくACアダプターではなく、汎用(はんよう)のメガネ型の電源ケーブルを用いてコンセントに接続する。電源ケーブルを差し込むポートの横には、既存モデルと同様にミニジャックも装備されているが、本製品のそれは出力には対応せず、入力専用となっている。わざわざ本製品から外部スピーカーに出力することは考えにくいだけに、この仕様は当然だろう。

 セットアップ手順は、従来のEchoファミリーと同様なので省略するが、唯一異なるのが、途中で音のチューニングが自動実行されることだ。部屋の音響特性を分析/把握して、最適な音を出せるようチューニングしているとのことで、HomePodの空間認識と似た機能と考えられる。そのため本製品は、なるべく実際に設置する場所に置いた状態で、セットアップを行うべきだろう。

Echo Studio 付属品一覧。電源を内蔵するため、ACアダプターではなくいわゆるメガネ型の電源ケーブルになっている
Echo Studio 500mlペットボトルとは、背の高さがほぼ同じだ
Echo Studio HomePodを500mlペットボトルと比較
Echo Studio 製品のパッケージ。左はEcho(第3世代)で、サイズの違いがよく分かる
Echo Studio 本体サイズの比較。Echo(左)と比べると体積の大きさは圧倒的だ。ちなみにAppleのHomePodよりも一回り大きい
Echo Studio 本体上部には、Echoシリーズ共通のボタンが用意される。4つのボタンが前方に並ぶのが特徴だ
Echo Studio 声をかけると青いLEDが光って応答するのは、Echoシリーズ共通の意匠だ
Echo Studio 背面にはミニジャック(入力)、電源ポート、Micro USBポートが並ぶ。Micro USBポートの用途は特に説明されていない
Echo Studio 電源ケーブルは、俗にメガネ型ケーブルと呼ばれる汎用タイプで、市販品との交換も可能だ
Echo StudioEcho Studio スマホによるセットアップフローは従来のEchoシリーズとほぼ同じで、スムーズに行えればものの2〜3分で完了する(画面=左)。セットアップ中に設置場所に合わせた音質の最適化が行われる。Echo Plus以下のモデルにはない、本製品ならではの画面だ(画面=右)

 それでは、本製品を実際に使ってみよう。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年09月09日 更新
  1. 超小型レトロオーディオ体験をFIIO「Snowsky ECHO NANO」で スマホリスニングのモヤモヤを解消するかも? (2026年09月08日)
  2. 「RTX Spark」搭載のWindows PCは10月に登場 LAN内のPCを束ねてローカルAI処理を分散・高速化する「NVIDIA PAIR」β版も公開 (2026年09月07日)
  3. 10月に登場する「RTX Spark」搭載PCで見た“不可解な”設定値 次期Windowsで変わるGPUメモリの仕組み (2026年09月07日)
  4. 両手が塞がっていても瞬間解錠できるスマートキー「SwitchBot スマートロック Ultra 顔認証パッド」がセールで20%オフの2万7980円に (2026年09月08日)
  5. 再来する“グラボ複数挿し”需要! 220mm径の巨大ファン搭載ケースやFractal新モデルがアキバで話題に (2026年09月07日)
  6. 省スペースで静音性に優れた3Dプリンタ「Bambu Lab A1 mini」がセールで25%オフの2万9900円に (2026年09月08日)
  7. 実売1万円台&縦置き対応! ONPUの14型モバイルディスプレイは初心者の強い味方だった (2026年09月08日)
  8. バッテリーを外せば約639g! 最新CPU「Intel Arc G3 Extreme」搭載の8型ゲーミングPC「OneXFly APEX Air」に触ってきた (2026年09月07日)
  9. HUION、アス比3:2の90Hz駆動ディスプレイを搭載したペン入力対応12.2型Androidタブレット (2026年09月08日)
  10. ラトックシステム、デュアル4Kディスプレイにも対応したHDMI切替器 (2026年09月08日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー