Appleのスマスピ「HomePod」で家電を操作、試して分かった競合との違い山口真弘のスマートスピーカー暮らし(1/2 ページ)

» 2019年10月11日 07時30分 公開
[山口真弘ITmedia]

 スマートスピーカーの主な用途の1つに、音声による家電製品のコントロールが挙げられる。筆者はかれこれ2年ほどスマートスピーカーを使っているが、仮に今スマートスピーカーが使えなくなったとして、一番困る機能は紛れもなくこれだ。

 さて、前回はAppleのHomePodについて、セットアップや音楽再生機能について見てきたが、今回はスマートスピーカーとして、家電製品を操作できるようにするには、どのような設定をすればよいのだろうか。ここではNatureのスマートリモコン「Nature Remo」を使って、その具体的な手順を紹介する。

 なお、Nature Remo自体は、既に家電製品との連携が完了し、スマホ上からアプリケーションを使って操作が可能な状況にあるものとして話を進める。他社のスマートスピーカーから音声によるコントロールが可能になっていれば、この状態になっているはずだ。

HomePod スペースグレーのHomePod(左)とNature Remo(右)

Siriショートカットを使って家電を操作する

 HomePodから家電製品をコントロールする方法は、IFTTTを使う方法も含め複数あるのだが、今回紹介するNature Remoを使う前提で最も簡単なのは、iOS 12から搭載された「Siriショートカット」を使用する方法だ。

 これは、直近で行われたiPhone上の操作を記憶し、その手順をショートカットとして呼び出せるようにする機能なのだが、スマートリモコンの中にはこのSiriショートカットでの手順記録に対応した製品があり、このNature Remoがまさにそれというわけだ。

HomePod Natureのスマートリモコン「Nature Remo」。製品の詳細はこちらの記事でも取り上げているので、そちらを参照してほしい

 具体的には、以下のスクリーンショットを順に見てほしいが、まずはいったんNature Remoのアプリを使って、特定の家電製品(今回は照明)のオン/オフを実際に操作する。

 次にSiriの画面を開くと、それらの操作手順がショートカットとして表示されているので、名前を付けて登録する。これにより、iPhoneおよびHomePodから、音声での操作が可能になるというわけだ。もちろん照明のオン/オフ以外でも、さまざまな操作に対応する。

HomePodHomePod まずはNature Remoのアプリを開く(画面=左)。今回は左下、「電気」と名付けた照明器具をHomePodからコントロールできるようにする。「電気」を開いて、電源のオンとオフを実際に操作する(画面=右)。終わったらアプリを閉じる
HomePodHomePod 続いて、コントロールパネルの「Siriと検索」を開く(画面=左)。先ほど行った操作が「電気に消灯を送信」として表示されているのでタップする(画面=右)
HomePodHomePod どのように呼びかければ、このショートカットが起動するかを決める(画面=左)。テキストで入力するのではなく、赤い丸印を押して音声で録音する。今回は「電気を消して」というひねりのないフレーズに設定した。きちんと聞き取りが完了したら右上の「完了」を押して画面を閉じる(画面=右)
HomePodHomePod 同様の手順で「電気をつけて」も登録した(画面=左)。これで照明器具のオン/オフが操作できるようになった。以上で設定は終了だ。iPhoneでSiriを起動し「電気を消して」と呼びかけると、「分かりました」という返事とともに、照明がオフになる(画面=右)。これができれば、HomePodでも同じ操作が行えるはずだ

 次のページでは、他社製のスマートスピーカーとの違い、注意点などを見ていく。

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