連載
» 2019年10月03日 12時00分 公開

山口真弘のスマートスピーカー暮らし:買い替えで余ったスマートスピーカーを活用するための7つの方法 (1/2)

スマートスピーカーやその関連デバイスについて、試行錯誤を繰り返しつつ、機能をバリバリ使えるようになる(予定)までの過程を、時系列でお届けする本連載。今回は買い替えで余ったスマートスピーカーをどう活用するか、考えうる7つの方法をまとめた。

[山口真弘,ITmedia]

 続々と新製品が発売されるスマートスピーカー。各社のシェア争いが激しいことに加えてモデルチェンジも速く、今最もディスカウントの機会が多いIT製品と言っても過言ではない。発売直後は我慢していた新製品を、セールの時についつい買ってしまった経験のある人は少なくないことだろう。

 こういった場合に困るのが、従来使っていたモデルをどうするかだ。もちろん手放すという選択肢もあるが、そのまま有効活用するのであれば、どのような使い方があるだろうか、現状考えうる7つの方法をまとめてみた。

Echo スマートスピーカーはまだ黎明(れいめい)期だけに製品のサイクルも速く、買い替えによって旧機種が余ってしまうこともしばしばだ

【活用法1】別の部屋に設置する

 音声によるコントロールを、これまで以上に自宅の隅々から可能にしたい場合、最も有力なのがこの方法だろう。これまでスマートスピーカーがなかった部屋に移設すれば、各部屋を移動しながらシームレスに利用可能になる。また通話機能を使って、家族を呼び出すことも可能になる。

 ただし、各部屋ごとにスマートスピーカーを設置していくとして、何年か経てば全ての部屋への敷設が終わり、機器が飽和してしまうのが難しいところだ。またスマートホーム製品を利用するのであれば、スマートリモコンを部屋ごとに設置しなくてはならず、環境の充実と引き換えに、さらに出費がかさむ可能性もある。

【活用法2】室内の声が届きにくいエリアに設置する

 これも「活用法1」と同じく有力な候補だろう。現行のスマートスピーカー製品の多くは、一部屋をまるごとカバーできるほどの聞き取り性能を備えているが、小声ともなると至近距離でしか聞き取れないことがしばしばだ。

 こうした場合、室内での滞在エリアごとに、スマートスピーカーを設置するというのは、現実的な解の1つだ。例えばベッドサイドなどでは、ベッドの左側と右側に、1台ずつスマートスピーカーがあれば、どちら向きに寝転がった状態でも、小声でコントロールが行える。

【活用法3】2台を組み合わせてステレオスピーカーとして利用する

 Amazon「Echo」やAppleの「HomePod」では、2台を組み合わせてステレオで使う機能が用意されている。これを使えば、スマートスピーカー2台をペアにし、ステレオでの音楽再生を楽しめる。

 とはいえ現状では、組み合わせて使える2台は同一モデルに限られることが多く、モデルが異なる新旧の2台では、組み合わせがNGの場合も多い。余ったスマートスピーカーを活用するためにあえて旧製品を買い足すことは考えにくく、たまたま2台以上の同一モデルの余剰が出た場合に限られるだろう。またBluetooth再生には対応しないこともあるので要注意だ。

Echo Sub 2台のEchoをペアにしてステレオ再生ができるだけでなく、サブウーファー「Echo Sub」を使えばより本格的にサウンドを楽しめる

【活用法4】Bluetoothスピーカーとして利用する

 音声アシスタント機能を使わず、Bluetoothスピーカー機能に特化して使う方法もある。多くのスマートスピーカーでは、音声アシスタントとBluetoothスピーカーの音量が連動するため音量調整に四苦八苦するが、マイクをオフにして音声アシスタントが呼びかけに応答しないようにすれば、音楽のボリューム調整もやりやすくなる。

 ネックなのは、例えマイクをオフにした状態であっても、スマートスピーカーの一機能であることに変わりはないため、ネットにつながっていなくては利用できないことだ。また小型のモデルではスピーカー性能がチープで、音楽再生用のBluetoothスピーカーとして使うには力不足な場合もある。

Google Home 「Google Home」をスマホのBluetoothスピーカーとして使っているところ

【活用法5】離れて住む親や兄弟に使わせる

 自宅内で使うことにこだわらず、離れたところに住む親や兄弟に送り、テレビ電話用の端末として使ってもらう方法もある。特にEcho Showのような画面つきモデルであれば、こうした形でコミュニケーションが取れる範囲を広げていくのは、現実的な用途としてありだろう。

Echo Show 5 Amazonの画面付きスマートスピーカー「Echo Show 5」

 ネックとなるのは、送りつけた先がこの種の知識に乏しい場合、本体のセットアップやアカウントの取得、場合によってはネットワーク回りの設定まで、所有者に代わって行わなくてはいけないことだろう。帰省時に時間を取ってセットアップをしなくてはいけないケースも考慮しておいた方がよさそうだ。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

この記事が気に入ったら
ITmedia PC USER に「いいね!」しよう