次に、実際のゲームを動かしてフレームレートを測定した結果を見ていこう。テストしたゲームは「PlayerUnknown's Battlegrounds」(PUBG)だ。オンラインで戦うPUBGはいまだに人気を誇っており、スマートフォン版も含めて多くのプレイヤーが集まっている。
PUBGにはグラフィックの設定項目として「ウルトラ」「高い」「中」「低い」「非常に低い」が用意されており、それぞれで解像度を変えていくことができるようになっている。そこで今回はこの解像度を変化させつつ、どのくらいのフレームレートでプレイできるのかを測定した。
まずは本製品についてフレームレートを測定したが、ウルトラから非常に低いまで、ほぼ130台のフレームレートとなった。負荷が高い画質設定でも120fpsを越えているというのはすごいと言う他はない。どのような画質に設定したとしても、きれいで滑らか画面でのプレイが可能だ。また、フレームレートの平均値を比較用PCと比べてみたのでこちらも参考にしてほしい。
ここまで見てきたように、ROG Strix SCAR 15はその性能に見合ったパフォーマンスをたたき出せる1台だが、米Amazonでの価格は2799ドル(約30万円)、日本では税込み35万9800円となっている。今では20万円以下の値段でGeForce RTXシリーズを備えたゲーミングノートPCが購入できるが、第7〜第8世代のCore i7搭載モデルを使っていて、よりステップアップしたPCが欲しいのであれば、本製品は格好の選択肢となりそうだ。いずれにしてもゲーマーであれば憧れる1台であるのは間違いない。
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