インテル、ゲーミング向けのGPUアーキテクチャ「Xe-HPG」を発表

» 2020年08月14日 13時43分 公開
[ITmedia]

 インテルが米国時間で8月13日に開催した「Intel Architecture Day 2020」。モバイル向けの次期プロセッサとなる「Tiger Lake」の概要については別記事で取り上げたが、ここでは汎用(はんよう)GPUの「Xe」(開発コード名)アーキテクチャについても新情報が公開された。

 そこで発表されたのは、新たにゲームに特化したXeとなる「Xe-HPG」が登場すること。Xe-HPGではハードウェア側でレイトレーシングをサポートし、GDDR6のメモリコントローラーも搭載される。その他の機能も用意するとしているが、製品は2021年に登場することとなる。

Intel Architecture Day 2020 ハードウェアでのレイトレーシングに対応する、Xe-HPG

 なおTiger Lakeに内蔵されるXe-LPについても新たな情報を公開。Xe-LPディスプレイエンジンは4つのディスプレイパイプラインから構成され、DisplayPort 1.4、HDMI2.0、Thunderbolt 4、USB 4に対応し、8K UHDとウルトラワイドの解像度での出力が可能だ。リフレッシュレートも360Hzまでの対応となる。

Intel Architecture Day 2020 Xe-LPディスプレイエンジン

 一方のグラフィックドライバーだが、インテルのダウンロードサイトからマニュアルでダウンロードするのではなく、クラウドに用意され、自動的にダウンロードしてインストールされるようになるとのことだ。

Intel Architecture Day 2020 ドライバーは自動的にインストールされる
Intel Architecture Day 2020 新たにXe-HPGが加わったXeアーキテクチャー

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