NVIDIAは5月31日(米国太平洋時間)、デスクトップ向けの新型GPU「GeForce RTX 3080 Ti」「GeForce RTX 3070 Ti」を発表した。米国では、GeForce RTX 3080 Tiを搭載するグラフィックスカードは6月3日から、GeForce RTX 3070 Tiを搭載するグラフィックスカードは6月10日から販売を開始する。同社が設計したグラフィックスカード(Founders Edition)の想定販売価格は、GeForce RTX 3080 Tiが1199ドル(約13万1300円)、GeForce RTX 3070 Tiが599ドル(約6万5600円)だ。
GeForce RTX 3080 Tiは「GeForce RTX 3080」、GeForce RTX 3070 Tiは「GeForce RTX 3070」の上位版に相当する。共にGPUコアはAmpere(アンペア)アーキテクチャを採用している。PCとの接続インタフェースはPCI Express 4.0に対応する。
GeForce RTX 3080 Tiは、「新しいゲーミング(向けGPU)のフラグシップ」をうたう。先代に相当する「GeForce RTX 2080 Ti」と比べて最大で約1.5倍のグラフィックスパフォーマンスを発揮するという。
主なスペックは以下の通りとなる。なお、括弧内はGeForce RTX 3080と比較した際の差分を示す。
GeForce RTX 3070 Tiは、「一番人気のGeForce RTX 3070をもっと高速にした」GPUという位置付けで、先代に相当する「GeForce RTX 2070 SUPER」よりも最大で約1.5倍のグラフィックスパフォーマンスを発揮するという。
主なスペックは以下の通りとなる。なお、括弧内はGeForce RTX 3070と比較した際の差分を示す。
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