車載用UFS 3.1のサンプル出荷も発表された。96層の3D NANDフラッシュメモリを搭載し、先代のUFS 2.1と比べて読み出し性能を2倍に、持続的な書き込み性能を50%高速化しているという。UFS(Universal Flash Storage)は、組み込み向けのストレージ規格で、従来のeMMCからの置き換えが進んでいる。
ストレージの要求が飛躍的に高まっているのが、自動車業界だ。自動車は近年ますますコンピュータ化が進行しており、ADAS(先進運転支援システム)やブラックボックス(センサーから取得した情報やカメラ映像の記録)、インフォティメントシステム(情報とエンターテイメントを提供するシステム)などに大容量の情報をリアルタイムで処理できる高性能かつ信頼性の高いストレージが必要になっており、Micronの UFS 3.1はこのニーズに応えるものとなる。
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