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» 2021年05月24日 12時00分 公開

もうクラウドストレージで悩まなくていいかも――「WD My Passport SSD」を試して分かったこと携帯が苦にならない高速SSD(1/3 ページ)

長引く在宅ワークにより、メモで録画したWeb会議のデータが増加する一方だ。そのようなときに役立つのが、小型かつ軽量で場所を取らない高速なポータブルSSDだ。ウエスタンデジタルの「My Passport SSD」を見ていこう。

[渡辺まりか,ITmedia]

 全国各地に緊急事態宣言が発出され、この感染症におびえることなく生活できるようになるのか、先が見通せない状況が続いている。

 デスクワーカーの中には、テレワーク続きで、長いこと同僚の顔を画面越しにしか見られていないという人もいることだろう。テレワークを働き方の軸にしたという企業も少なくない。テレワークで会社からノートPCが支給されたのはいいのだが、ストレージの容量が256GBや128GBと少なくなり、大容量データの扱いに困っている人も多いだろう。

 一方で、テレワークで欠かせないのがWeb会議だ。出社していたときには会議室で行われていた定例ミーティングや、ちょっとした打ち合わせなどが全てオンラインの会議スペースに場所を移して行われるようになった。

 Web会議の良いところは、簡単な操作で会議の様子を録画できることだろう。あとから見返せるし、議事録作成をしていた人にとっては、自分だけがICレコーダーを持ち込んでいるという理不尽さから解放されるし、動画で話者のチェックもできる。悪いところは、動画がたまってしまった場合、データを移動させるのが面倒なところだろう。

 こういった困りごとを解決する方法としてお勧めしたいのが、ウエスタンデジタルのポータブルSSD「My Passport SSD」だ。

My Passport SSD ウエスタンデジタルのポータブルSSD「My Passport SSD」。片手にすっぽりと収まる小型サイズだ
My Passport SSD パッケージもコンパクトだ

うっかり落としても安心の耐衝撃性とセキュリティ

 My Passport SSDは、USB 3.2 Gen 2接続に対応したポータブルSSDだ。容量は4TB/2TB/1TB/500GBから選べ、読み出し速度は毎秒1050MB、書き込みは毎秒1000MB(いずれも最大値)となっている。

My Passport SSD パッケージには長さ約15.6cmのUSB Type-Cケーブルと、USB Type-C→USB Type-Aアダプターが付属する
My Passport SSD 本体にUSB Type-C端子を1基備える

 一昔前であれば、持ち運べる大容量の外付けストレージといえば、ポータブルHDDだったし、数GB程度であればUSBフラッシュメモリーと相場が決まっていたものだが、My Passport SSDでは、この転送速度と最大4TBの大容量の保存領域を兼ね備えた外付けストレージなのだ。

 それでいて、約55.1(幅)×100(奥行き)×8.89(厚さ)mmで約53g(実測値)と、胸ポケットにも入れられる小型サイズで携帯しやすい。ボディーカラーもグレー、ブルー、レッド、ゴールド、シルバーの5色展開で、用途に応じてMy Passportを使い分けても、色で覚えておける。また、複数持ち歩いてもかさばらないのもいい。

My Passport SSD フットプリントはクレジットカードを一回り大きくしたくらいだ

 これだけ軽量コンパクトだと、もし紛失したときに気がつかないかもしれない。「拾った人に中身を見られてしまったらどうしよう」という心配もある。

 その点、My Passport SSDであれば、「WD Security」アプリがあるから安心だ。パスワードを設定しておけば、パスワード保護/256ビットAESハードウェア暗号化を簡単に行える。

 接続のたびにパスワードを入れるのが面倒な人向けに、指定したPCに接続した場合に限り、自動ロック解除するオプションもある。同じPCを複数人が使っている場合は、自動ロック解除できるログインユーザーも限定される。万が一の場合でも安心というわけだ。

My Passport SSD 最大25文字のパスワードを設定しておけば、誰かに拾われてもMy Passport SSDの中身を見られることはない

 また、物理的に落としたとしても、最大1.98mの高さから落としても問題ない耐衝撃性/耐振性を備えている。大切なデータをハードウェア/ソフトウェアの両面から守ってくれる頼れる相棒なのだ。

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