米Microsoftは12月6日(現地時間)、クラウドストレージサービス「OneDrive」のクライアントアプリとして、新たにApple Siliconに対応したmacOS版とArm版Windows(64bit)に対応したバージョンのパブリックプレビューを開始した。
macOS版、Windows版ともに、現行のOneDriveクライアントはx86バイナリとなっているため、Rosetta 2などのバイナリ変換機能を使って動作させている。これで問題なく動作はしているが、Apple SiliconやArm SoCの性能を引き出しているとは言えない状況だった。今回のパブリックプレビュー開始により、さらなる性能向上が期待できる。
Apple Silicon/Arm版Windows対応OneDriveクライアントのパブリックプレビューに参加するには、事前の設定が必要だ。
Windowsの場合はOneDriveクライアントの「設定」ダイアログの「バージョン情報」タブを開き、「リリース前にOneDrive Insiderプレビューの更新プログラムを取得する」(上図の「Get Early Access to latest pre-release Microsoft builds」)のチェックボックスにチェックを入れる。
macOSの場合はOneDriveクライアントの「基本設定」ダイアログの「バージョン情報」タブを開き、「OneDriveのInsiderプレビュー更新プログラムを入手する」(図中の「Get pre-release Microsoft internal updates」)のチェックボックスにチェックを入れる形だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.