ONEXPLAYER miniのこだわりポイントとして挙げられるのは、エルゴノミクスデザインの採用だ。本体左右にあるグリップ部は少し盛り上がる形になっており、本体下部は145度の角度を付けて持ちやすくなっている。
グリップ部が盛り上がることで若干本体が厚くなっているが、中林氏は「薄いからといっても、持ちづらくてグリップ部を厚くして使用するのでは意味がない。最初から持ちやすい形状であるべきだ」と語る。
インタフェースは2基のUSB4端子に加え、USB 3.0 Type-A端子や3.5mmのオーディオジャックを搭載する。下部に用意されているUSB4端子は、2022年春に発売予定のドッキングステーションとつなげるためのコネクターにもなる。
ONE-NETBOOKは、ONEXPLAYERシリーズで利用できるアプリケーション「ゲームコントロールセンター」を2022年の1月〜2月にリリースを予定している。ゲームコントロールセンターでは、ジョイスティックの検出やキャリブレーション、個人の使用習慣に合わせてデッドゾーンを設定したり、CPUの消費電力とファンの回転数をコントロールしたりすることが可能だ。
加えて、ゲームごとにCPUの消費電力や画面解像度設定、セーブ機能も用意される。ドライバーやファームウェアなどがアップデートされた際は、OTAでの更新もサポートする。
発表会場では、プロゲーマーのジンジャーさんが登場してオープンワールドRPGの「原神」をデモプレイした。「トリガーボタンが軽くて押しやすいので、(PlayStation 4の)DUALSHOCK4よりも使いやすい。フル充電で2〜3時間持つなら十分ですね」とコメントした
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