米Googleは2月3日(現地時間)、教育機関で使用されているChromebookを学生自身の手で修理できるように支援する「Chromebook repair program」を米国で開始し、その一歩として、Chromebookを製造販売している台湾Acerと中国Lenovoの協力を得て、機種ごとの分解/修理マニュアルを公開した。
Googleによると、Acerなどのメーカーは既に学校でChromebookを修理する方法を教える教室を開講しているという。その結果、学生が修理センターを運営している学校も存在する。Googleはその学校の事例をまとめた文書と、どうすれば学生による修理センターを立ち上げることができるのかを説明する文書も公開した。
同社は、学生が修理センターを運営することにより、修理が完了してユーザーの手元にChromebookが戻ってくるまでの時間が短くなり、修理にかかるコストを削減できる他、学生が分解修理の作業を通してITの技術を身に付けることができるという利点があるとしている。
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