説明会ではarpara Gamer 5KをデスクトップPCに専用のケーブル(USB Type-C→DisplayPort+USB Type-A×2)を接続し、ベースステーション 2.0とHTC VIVEコントローラーを使って定番のVRリズムゲーム「Beat Saber」を10分ほどだが体験できた。Beat Saverは、リズムに合わせて向かってくるキューブを指定した方向から切るゲームだ。
やはり一番新鮮だったのは、装着したヘッドセットの軽さだ。約320gという重量は、頭を回転させてもヘッドセットに振り回されることがなく、確実に周囲を見ることができる。
その一方で気になったのが視野角で、周囲を見渡しても広がりがやや感じにくく、窮屈に感じた。ただし高精細な画面のせいか格子の筋は気にならず、画面の動きは滑らかに見えた。非常に短時間の体験だったのが残念だが、もっと他のコンテンツも体験してみたかったところだ。
arpara Gamer 5Kを接続するためのPCの推奨スペックは以下の通りとなる。
| 推奨スペック | |
|---|---|
| CPU | Core i5-9400もしくはRyzen 5 5600X以上 |
| GPU | GeForce RTX 2070もしくはRadeon RX 580以上 |
| メモリ | 16GB以上 |
| インタフェース | DisplayPort 1.4もしくはDisplayPort1.4をサポートするUSB Type-Cポート、USB Type-A端子×2 |
今後はAmazonやヤフー、楽天といったメジャープラットフォームでの販売を計画しているとのことだ。arpara VR オールインワンについては、2022年の前半までにリリースできるよう努力しているという。今後の動向が気になるところだ。
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