ソースネクスト傘下のポケトークは4月13日、AI翻訳・字幕ソフト「ポケトーク字幕」(Windows/macOS)を月額2200円(初回7日間は無料)で提供すると発表した。あわせてパッケージ版(1年版、2万6400円)も5月13日に全国の家電量販店で発売する。
ポケトーク字幕は、ZoomやTeamsなどのリモート会議システム上で、話者の言葉を指定した最大2言語に翻訳し、画面に字幕として表示してくれる製品。82言語に対応し、AI通訳機「ポケトーク」端末がなくても、リモート会議に使用しているPCさえあれば、問題なく使えるという。
字幕挿入の仕組みは、Webカメラの画像と翻訳結果を合成し“仮想カメラ”として動作する設計で、連携するソフトを選ばずに幅広い活用が可能となっているのも特徴だ(字幕表示は本製品をインストールした側のみとなる)。
この他、新たにバーチャル背景機能が追加された。当初はWindows版のみで使える。macOS版には5月に搭載される予定だ。
なお、Zoomなどのリモート会議システムでバーチャル背景機能を使用すると、字幕が正常に表示できない場合がある。このため同社は、Zoomなどのリモート会議システムの背景機能は有効にせず使うよう呼びかけている。
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