プロナビ

検討していることは事実だが決定していない――「PFUの売却」について富士通とリコーがコメント

» 2022年04月26日 16時00分 公開
[井上翔ITmedia]

 ドキュメントスキャナ「ScanSnap」やコンパクトキーボード「Happy Hacking Keyboard(HHKB)」で知られるPFUは現在、富士通の完全子会社として運営されている。ところが4月25日、一部で富士通が保有するPFUの株式の80%をリコーに売却するという旨の報道が行われた。

 これに対して4月26日、富士通は「当社および当社子会社に関する一部報道について」、リコーは「当社に関する一部報道について」という文章を発表した。これらによると、富士通がPFUの株式の売却を検討していることリコーがPFUの株式の取得を検討していることは事実である一方、両社が決定した事実もないという。

 今後、両社は開示すべき事実が発生した場合には速やかに公表するとしている。

リリース 富士通の発表文章(PDF形式)
ScanSnap PFUのコンシューマー向け主力製品の1つであるドキュメントスキャナ「ScanSnap」(写真は「ScanSnap iX1300」)
HHKB 同じくPFUのコンシューマー向け主力製品の1つである「Happy Hacking Keyboard」(写真は「Happy Hacking Keyboard Classic」英語配列のホワイト)

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

最新トピックスPR

過去記事カレンダー