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Microsoftが企業向けSNS「Viva Engage」の一般提供を開始 Teamsの「コミュニティ」利用者は自動アップグレード

» 2022年08月24日 17時45分 公開
[山本竜也ITmedia]

 Microsoftは8月23日(米国太平洋時間)、企業向けSNS「Viva Engage」の一般提供を開始した。Microsoft Teamsにおいて「コミュニティ」機能を使っている場合は、自動的にViva Engageへとアップグレードされる。

Viva Engage MicrosoftがViva Engageの一般提供を開始

 Viva Engageは、従業員コミュニケーションの円滑化を図る「Microsoft Vivaスイート」のアプリの1つとして開発されたもので、2012年にMicrosoftが開発企業ごと買収したSNSサービス「Yammer」がベースとなっている。ちなみに、Viva Engageに置き換えられるMicrosoft Teamsのコミュニティ機能も、Yammerを基に開発されたものである。

 Vivaスイートでは既に、ニュースや会話などを一元管理できる「Viva Connection」が提供されている。Viva Connectionが会社や組織からの情報提供やリソースへのアクセスを目的にしているのに対して、Viva Engageは従業員同士の交流を主な目的としている。

 Viva Engageでは、同じ趣味/嗜好(しこう)の人が集まれる「コミュニティ」機能を備える他、SNSのように自分の考えなどを投稿できる「ストーリー」、同僚や人気の投稿が表示される「ストーリーライン」といった機能も用意されている。なお、ストーリー機能は今後数カ月以内にパブリックプレビューを開始し、ストーリーラインは9月にパブリックプレビューが公開される予定となっている。

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